のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

この「がんばり」があるから。

昨日の記事に、たくさんおことばをいただいてありがとうございます。相棒ちゃんのこと、ひいてはわたしのことを承認してもらえて、すごくうれしかったです。冷や汗が出るようなことは、いくつもいくつも経験してきましたが、きっと、そのひとつひとつが相棒ちゃんを成長させてくれたんだなぁと、あらためてしみじみと思いました。共有してくださり、感謝します。

 

 

さてさて、

 

みなさんの周辺でも新型コロナの感染はどんどん拡大しているだろうと思います。不安ですよね。自分が罹りたくないのはもちろんだけど、家族も、友人も、同僚も、ご近所さんも、みんな、罹ってほしくないなぁって思います。でも、おそらく、まだまだ感染者は増えていくだろうと想像します。

 

自分が感染したり、濃厚接触者になったりしたら、当然仕事を休むことを余儀なくされるのだけど、ママさんスタッフが多い職場でとっても大変なことは、「学校や保育園がお休みになってしまうことで、子どもを置いて仕事に出られない」という理由での欠勤者が増えることです。

 

職場とお家が近いことは、子育てをしながら仕事をしていくのに、とても大きなメリットなので、スタッフの子どもたちは「おんなじ小学校」とか「おんなじ保育園」のことが多いのですよね。すると、ひとつの小学校がお休みになると、その影響で仕事を休まざるをえなくなるスタッフが一気に複数発生するわけです。

 

 

昨日のうちの職場がまさにその状態。

 

 

現場のリーダーから電話が入り、「〇〇さんと△△さんと、□□さんと、うちも、学校お休みになりました。えらいことです。いまからいろいろ調整してみます」と。「あぁ、とうとうきたか」と思いました。ちょうどお昼の会議のとき、その話題があがったところでした。でも、これ、どうしようもないのです。メンバーを欠いた状況でも何とか切り盛りするしかないのです。

 

 

数時間おいて、リーダーから再度電話が。

 

「子どもたちが、がんばってお留守番してくれることになったんです。なので、欠員は当初の想定より、かなり絞り込めます」と。

 

 

電話を受けながら、泣きそうになってしまいました。

 

子どもたちのなかには「一人っ子」ちゃんもいるんです。小学校低学年の子もいるんです。それでも「お留守番しとくからお仕事行っていいよ」って言ってくれたというのですよ。

 

 

わたしたちは、この「がんばり」があるから仕事ができるんです。「コロナ禍」でもなんとかやってこれたのは、ほんとに、彼女彼らの存在が大きかったです。もちろん、無茶な「がんばり」を強いてはいけないと思っています。でも、ほんと、正直、今回のピンチは、子どもたちの「がんばり」によって切り抜けることができそうです。

 

 

そのやりとりを隣で聞いていた相棒ちゃんが、言いました。

 

 

「すごいなぁ、子どもたち、偉いなぁ、何かしてあげたいなぁ」。

 

 

で、ふたりで出したプラン。

 

「ここは、おやつ、やんな(笑)」

 

子どもたちが好きそうなおやつの詰め合わせを作って、明日、出勤してきたママたちに預けようってことにしました。

 

 

相棒ちゃんは、お財布から「自腹」を切ってくれました(笑)。

 

 

「懐かしい。〇〇も、おかあさんの仕事場の2階でテレビ観ながら、おやつ食べながら、待ってたことあるから、なんか、自分のことみたいやわ」と。

 

 

 

ほんのささやかなおやつなんだけど、でも、心からの感謝を込めて。

おねえちゃんからの「ありがとう」もいっぱいこもってるよ~。

 

 

 

みんな、支えてくれて、ありがとう!!

 

f:id:nonchi1010:20220118215056j:plain