のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

もてなす心のカタチ。

昨日は久しぶりにおかんとわたしの共通の友人が集まり、「のんちゃんのごはんを食べながら語らおう」の会を開いた。

冷え込みが厳しくて雪になるかも、とか言われていた割に、寒いけど気持ちのいいお天気のなか、一人だけ体調不安でキャンセルになったけど、ほかの皆さんは元気な顔を見せてくれた。

どの人も、今回の選挙のとんでもない結果に一旦は意気消沈しながらも、「ここから何をしていくか」を考えていきたいと思っていて、だけど、そのためにも、まずは思いを気兼ねなく吐き出しあおう、というのが今回のコンセプト。


わたしは場の提供と、ごはん担当。進行はほかのみんなで。台所に立ちながら、みんなの顔を見て話を聞きながら、というのがわたしはとても好き。もちろん、ごはんの支度は朝から始めるのですけど。


今回のおすすめ料理は「ロール白菜」。
九州からの「友だち便」の立派な立派な白菜は、ほんとに葉っぱがやわらかくて甘くて、ロール白菜にぴったり。

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なかに包む「具」の配分がばっちりで、ボウルがすっきり空っぽになって「やったー!!」とひとりで喜んで、大きな寸胴鍋でゆっくり弱火で煮込んでいくと、台所にあまいにおいがたちこめる。

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ほかにもほうれん草のごま和えやら、おからの煮物やら、九条ねぎと牛肉の甘辛炒めやら、いろいろ作って並べたけど、会の中身に夢中で写真撮れず。

でも、みんな、とても喜んで、しっかり食べて、そして、たくさん元気に喋りたおしてくれた(笑)。

なんていうか、やっぱり、元気でなくちゃ、と思う。悔しいし、やるせないし、腹立たしいけど、でも、元気でいたい。そこからしか、次の一歩が出せない気がしている。


で、この会に、相棒ちゃんがうれしいことをしてくれた。


「みんなに甘いもん作るわ」と、わざわざ新しい本までねだられて。

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いただきもののおいしいリンゴをつかったケーキ。

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バイトがあるから、みなさんに会われへんと言ってたけど、タイミングがうまくいってケーキを直接切り分けてサーブ。


その姿を見ながら、あー、もてなす心がかわいいカタチになって、なんとも素敵だなぁと。そういうことに力を得て、またみんな頑張れるんだよな、と。


それと、後ろ姿の相棒ちゃんの、ぷにゅぷにゅのほっぺたが、赤ちゃんの時のままで、そのいとしさにも元気をもらった。

もてなしって、こういうものだ、というカタチ。


ごっつぁん、相棒ちゃん。