ゆうべから今朝にかけての我が家のトップニュース。
「小中高でのクラブ活動中止かも」。
うちの相棒ちゃんは、クラブ活動はしてないが、高校最後(といっても去年は中止だったけど)の体育祭に向けて、応援団に入ってダンスの練習を始めたところ。そもそも、いまの高校を選ぶ動機のひとつに、この「応援団」があって、カッコいい先輩たちみたいに踊りたい、というのが彼女の夢だった。1年生のとき、惚れ惚れするようにビシッとキマッたダンス集団のなかでキラキラしている相棒ちゃんは、なかなかに素敵で、「そりゃ、憧れて当然」と納得したものだった。
何もかもが中止になった2年生を経て、やっとやれるなと期待を膨らませた矢先、「若者の行動を変えてもらいたい」のだそうで、「クラブ活動中止」が要請ではなく、決定事項になりそうな今朝のニュース。
・・・・・あんまりだよな。
朝のニュースを相棒ちゃんと眺めながら、やるせない気持ちに包まれた。
病床利用率も、100%を超える(つまり、足りない)。
そんななかじゃ、応援団の中止もやむなし、か。
でも、考えてもみてよ。
みんな、ほんとに楽しみにしてたのだから。
そして、相棒ちゃんはこう言ってた。
「わたしらは、まだいい。1回だけでも1年生のときに経験できたから。いまの1,2年生は、先輩と一緒にやれるっていう経験ができへんねんで。それ、かわいそうすぎるやろ。それに、伝統だって、ここで途切れる」
下の子たちのこと、考えてるんやね。えらいぞ。
・・・高校生の爪の垢を煎じて飲めばいいと思うおとなが、大勢すぎて、呆れる。
トリチウムのゆるキャラって、どういうことなん?
考えてもみてよ。
いま、漁業関係者がどんな気持ちでいるか。
あんなかわいいキャラクター、どうしたら発想できるのだろう。
子どもたちの大事な「場」を制限して、それでもオリンピックに向けた聖火リレーは続いていくらしい。
いま大事にすべきことは何なのか。
いま大事にすべきひとは誰なのか。
考えてもみてよ、ほんとに。
そんな朝でも、お弁当は作ってる。
フライパンでおかずを2つ同時に作って。
土鍋のごはんが炊けるまでの間に、台所のカウンターで朝ごはんを食べて。
開けて元気になってほしい、そんなお弁当の出来上がり。
相棒ちゃん、いつでも応援してるよ。