nonchiのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

娘の髪を、乾かす。

こんにちは。

わたしは、高校1年生の娘との2人暮らし。どこの母娘もそうかもしれませんが、ものすごく「似た者同士」なところと、「反面教師で真逆」なところと、「そこ、想像を超えてます(笑)的、理解不能なところ」とが混在した関係だなぁと思います。

 

ちなみに、外見でいいますと、わたしの職場のスタッフからは、「100人女子がいてても、その中から一瞬で『母娘』って見つけられます(笑)」と言われ続けてます。直近では先月、職場のイベントで、娘にも助っ人で来てもらったときの写真を見て、私が「あぁ、〇〇もお姉ちゃんになってきたから、もう『そっくりさん』ではなくなったよねぇ」とコメントしたら、複数のスタッフから「いやいや、おんなじ顔してますやん」って同時に突っ込まれました(笑)。

 

なんだけど、髪型はぜんぜん違うのね。

 

わたしは短めのボブ。娘は肩甲骨あたりまでのセミロング、色は真っ黒で、まっすぐストレート。ちっちゃい頃は、「ぼく」と呼ばれるぐらいのショートカットで、好きな服もユニクロとか無印良品の「男の子用(思えば、この分類もおかしなはなしではある。なんでも好きなんをチョイスしたらええのよね)」がお好みだったのだけど、中学2年生ぐらいからかな、好みが一気に変化して、髪も「切らへん。伸ばす」って言い出しました。

 

最近の娘は、わたしと買い物に行っても、ぜったい「おかあさんの勧め」で服は買いません(笑)。スポンサーとしての役割のみを期待され、意見を挟む余地はナシ。逆にわたしの服装には、なっかなかの「辛口」でして、「おかあさん、それ、ちょっと『おばちゃん』はいってるで。それ、あかん。もうちょっとかわいくしましょ」とか、「そういう『体型隠してます』感が丸出しなのは、むしろぜんぜん隠せてません」とか。一緒に買い物行くと凹むから、ひとりで行ってくると、買って帰ってきたものに、自宅でチャチャを入れられる。これも結構キツい。そうかと思えば、わたしのお気に入りのアイテムを勝手に着て遊びに行ったりとかもする。なかなか小憎らしい困ったチャン。

 

そんな娘、先日、通学途中に派手に道で転んでしまい、両手におっきな擦り傷ができているため、いろんなことに支障をきたしています。

 

傷口のバンドエイドの貼り換えとか、いつもは娘が担当している「お米研ぎ」とか、「お茶碗洗い」とかを私が代行したりしてるのですが、ゆうべ、お風呂のあと、洗面所で「ぎゃ~、痛い」って聞こえたあと、「ドライヤーの風が傷に沁みる~~」と。

 

「おかあさんが乾かしてあげよか? こっちにドライヤー持っておいで」とリビングから声をかけたら、めっちゃうれしそうに「やってくれんの?」とドライヤーとともに参上。

 

「髪の毛多いし、長いから、めっちゃめんどくさいけど、ほんまにいいの?」って訊かれたけど、そんなに苦じゃなかったので「いいよ、いいよ」。

 

そこから、かれこれ30分ぐらいかな。わたしの「洗わなくていいトリートメント」を擦り込んで、ゆっくりゆっくり娘の髪を乾かしてあげました。

 

思えば、ちっちゃいとき以来、初めてだったんじゃないかと思うんですけど、この30分、わたしも娘も、ものすごく幸せでした。

 

「おかあさん、気持ちよすぎて、しあわせすぎて、たまらん~~」という娘は、ほんっとに気持ちよさそうに、ふにゃ~~~っとした笑顔で、目を閉じて、とろけそうな感じ。「こんなに丁寧に髪を乾かしたこと、ないわぁ」と超ご満悦。

 

わたしのほうは、ですね。それどころじゃなく、泣けてくるぐらいのしあわせを満喫しました。娘の髪の毛を、こんなに時間をかけて触ったのって、何年ぶり?そして、あらためて見ると、なんてきれいな、なんて艶のある、まっすぐな髪の毛なんやろ。そして髪の生え際とかが、すごくかわいい(スミマセン、親バカなんかな)。健やかに育ってるんやなぁって、あらためて実感、体感。同時に、「もっともっと、こんなふうに直接娘に触れてコミュニケーションとったらよかったなぁ」って思って、ちょっとだけほろ苦い気分にも。だけど、こんなに喜んでくれるなら、時々は、娘の髪を乾かしてあげるのって悪くないな。いまからできるスキンシップ、あるよなって、それはそれで素敵だよなと思いました。

 

ブラッシングも丁寧にして(自分にもしてないぐらい、丁寧に)、「はい、〇〇、おしまい」って肩をポンと叩いたら、

 

「おかあさん、しあわせすぎる」

 

って、娘が言いました。心の底から、湧き上がるみたいに自然に、言いました。そして、わたしも、娘に返しました。

 

「〇〇~~、おかあさんも、めっちゃしあわせやわ」

 

まじで。ほんとに。娘に対するいとしい気持ちを、再確認しながら、満喫しながらの30分。これ、ものすごく「いい時間」。

 

ほかのおかあさんたちは、フツーにやっておられることかもしれないけど、のんち、ものすごく新鮮に、ものすごくしあわせに感じました。この娘との「縁」に、しみじみ感謝したひとときでした。ドタバタで暮らしてると、こういう大切なこと、味わうチャンスをたくさん逃してしまってるんかもなぁ。大事にしないとなぁって思います。

 

同時に、お互いにトゲトゲしたりしたとき、めっちゃ怒り飛ばしてしまったあと、言葉ではなかなかリセットできないけど、これで仲直りするのって悪くない。イイ感じです。採用させていただきます!!

 

(いつも長々と書いてしまって、でも読んでくれて、ありがとうございます。このブログを始めてからでも、娘はメキメキ成長してると思います。あらためて、あったかく見守ってくださるみなさんに、お礼を言いたいです。)