おはよう、みなさん。
「やりたかったこと」シリーズ、書かせてもらってきましたが、タイトルどおり、「一番やりたかったこと」で、「一番しなくちゃいけなかったこと」について、今朝は書こうと思います。
ゆうべ、夜中、わたしが寝ているお布団に、娘が入ってきました。「おかあさん、一緒に寝させて」と言って。
・・・そもそも、ゆうべのわたしは、娘が塾に行っている間に、台所とリビングを片付けて、お風呂に入って、お布団を敷いて、そのお布団の上に「ばふ~~」っと倒れ込んで、ちょっとぼ~っとするつもりが、そのまま寝てしまって、塾から娘が帰ってきたのにも気づかず、ずっと眠っていました。さすがにお布団の上では寒かったので、無意識のうちに自分で布団の中に入ったんだろうと思います。
娘の声が、ちょっと鼻声に聞こえたので、「〇〇、鼻声じゃない?しんどいの?」と半分寝ぼけながら尋ねると、返答がありません。
そこで「ん?」っとなりまして・・・
わたし「〇〇、どうしたん?」
むすめ「おかあさん、なんか、受験、こわくなってきてん。不安になってきて、寝られへんねん」➡娘は明日の土曜日が高校受験第1弾の日なのです。
わたし「え~? 〇〇、めっちゃがんばってるから、おかあさん、ぜんぜん心配してないで。いつもどおりにできたら、絶対大丈夫って思ってるよ?」
むすめ「そうかな? ほんまにそうかな?」
わたし「そうに決まってる。おかあさん、ちゃんと見てたもん。〇〇が、おかあさんが忙しいときも、自分でご飯つくって、お風呂も自分で沸かして、おかあさん役までしながらがんばってたの、めっちゃわかってるよ。だから、ぜったい大丈夫」
むすめ「なんか、自分でも、こんなふうに不安になると思ってなかったから、自分でびっくりして、だからおかあさんとこに来てん」
わたし「いいよ、ここで寝たらいいよ。大丈夫やで。心配せんでも、ぜったい大丈夫」
むすめは、わたしにぎゅっとひっついて、しくしく泣いていました。頭をなでて、背中をさすって、最後は「とんとん」しながら寝かせました。
わたし、ものすごく意外だったです。いつもあっけらかんとして、心配になるほど能天気で、ネガティブな想像とか、したことないんじゃないの?って思うようなむすめが、あんなふうに、しくしく泣くなんて。そして、自信もっていい状況のなかで、あんなに不安になっているなんて。もちろん、受験ですから、彼女にとっては、人生初の「振り落とされるかもしれない」試練ですから、どきどきしないほうがウソだと思いますが、それでも、この子は大丈夫って思うぐらい、前向きなひとなんです。
その彼女が、なんだかちっちゃい保育園の頃みたいに、おっきくなったからだで、わたしにぎゅっとしがみついて、弱音を吐くなんて。
でも、それをしてもらえたことが、母として、とてもとてもうれしかったし、この約2ヵ月間、受験生のむすめに多大な負担をかけることによって、自分の仕事が無事終えられたことをあらためて思い返し、申し訳なさと、感謝のきもちがわきあがってきました。
おっきな仕事をやり終えたあと、「やりたかったこと」はいっぱいあって、ちょっとずつ、実現しながら、まだまだ、この先もあって。でも、思えば、「一番やりたかったこと」であり、「一番しなくちゃいけなかったこと」は、娘をねぎらって、遅ればせながら、全力で応援することだったんだよなぁって。
もちろん、やってないことないです。できるだけ早く帰って、できるだけ会話をたくさんして、できるだけ「おかあさんの味」を食べさせてあげて、できるだけ一緒に笑って・・・。そうしてるつもり。
だけど、もっと、もっと、そのことを意識しようと思いました。
いつもは娘よりも先に仕事に出るわたしですが、今朝は、職場にお願いをして少し時間を調整して、娘を玄関で見送りました。「おかあさん、お仕事は?」ときかれたけど、「きょうは、〇〇に行ってらっしゃいって言いたかってん」とだけ答えました。むすめは顔をくしゃっとさせて「ありがとう、行ってきま~~~す!!」と出かけていきました。片手にはちゃんと「燃えるごみ」の袋を持って(笑)。
「やりたかったこと、その6」を書きかけていたのだけど、今日はこちらをアップして仕事に出かけます。
明日の試験に持って行くお弁当の準備、念入りにがんばります。メニューは、朝ごはんを食べながら、娘と相談しました。かわいくできたらアップしますね☺
母にならせてもらってから、むすめに教わることばっかりです。
ありがとう、〇〇ちゃん♡ 大好きだよ~~♡♡♡