のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

早朝のトイレ&風呂掃除。

いろんな仕事やトラブルが重なって、結果そうなってしまったのだけど、午後からの半日有休を挟んで12日間仕事をした。

 

新年度でかなり前から予定の噛まれた市民向けの講座や、スタッフへの研修、その合間に年度替わりの様々な会議。その途中で起きたいくつかのトラブル。

 

代わりを立てられないような働き方をどうにかしなきゃと思いながら、自分が走って手を伸ばす、もう少し先に、いつもその課題があって、手が届きそうで届かない日々をもう長いこと続けている。

 

ゆうべは楽しみにしていた相棒ちゃんのごはんにありつけず(居酒屋さんからホール担当の応援要請がきたそうな)、割り切って、いつもお世話になるトンカツ屋さんでしじみ汁とキャベツをおかわりして、ミックスフライ定食をいただいた。

 

帰宅して、ちょっとだけ韓国ドラマを観て、ゆーーーっくりお風呂に浸かって、寝た。睡眠薬を飲まなくても眠れるレベルでへとへとではあったけど、でも、それでも、間違いなく確実に熟睡したかったので、いつもどおり服用してお布団に入った。

 

朝は、まだ明るくない時間に目が覚めて、午前中に届く予定の宅急便受け取りまで、何から片付けようかと思案した。久しぶりの休み、だらだらしたいのは山々だけど、やはり、相棒ちゃんだけに家仕事を任せる日が続いたので、ここはいっちょ、腕まくりするしかない。

 

こういう、久しぶりにがんばるとき、最初に手をつけるのはトイレとお風呂場。日頃のお掃除がテキトーなもんで、たまに丁寧にしようと思うと気合いが要る。

 

トイレとお風呂場で2時間近くかかっちゃったわ。ひと休み、ひと休み。

 

そういえば、途中で相棒ちゃんがのそっと起きてきて「おかあさん、掃除機は◯◯がかけるから、絶対置いといてな」とモニョモニョした声で宣言して、またベッドに向かっていった(笑)。まだ寝るのね、うらやましい。で、やることはやるから、怒らないでねってことだろうな。

 

その昔、頑固一徹おかんも週末が掃除DAYだった。おかんは忙しいくせして家事へのこだわりが偏っていて、しかもえげつなく妥協を許さなかったので、土日の我が家は殺気立っていた。できれば居たくない、けど、掃除をせずに出かけて不在なんて、おかんの子どもとしてはあり得ないことだったので、とにかくひたすら終わるまでおかんの助手となって動き回っていた。

 

そういうおかんの掃除の順番も、そういえばトイレとお風呂場だったな。加えて、シーツを全員分ガバッと剥がして片っ端から洗濯もしていた。

 

あの、楽しくない週末。

 

けど、いまはおかんがなぜそうなっていたのか、そうせずにいられなかったのか、少しわかる。

 

そして、あらためて、それでも、あの頃のわたしと弟の窮屈さは、少しかわいそうだったと思う。

 

だから、相棒ちゃんが二度寝しても、追いかけていって布団を引っ剥がしたりはしない。でも、きっとわたしがたまの休みに朝から動き回っていることに、相棒ちゃんは相棒ちゃんで、何も思わないわけではない。

 

ちょっと譲って、ちょっと妥協してることは自覚してるけど、しんどかったことのまるごとの再生産はしたくないんだよね。

 

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