のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

サンドイッチでも、「よろこんで頂くわ」。

みなさま、おはようございます。

ゆうべもちょっと降りましたね。朝、ゴミ出しに外に出たら、アスファルトが濡れていて、雨上がりの空気の匂いがしました。

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好きなパン屋さんの食パンを是非食べたくて、「あ、今日のお弁当はパン系にしよう」と思い立ちました。・・・が、ここで問題が。

 

うちのおかんは、断然「コメ派」。しかも、「白ご飯」大好き。

 

これには背景があります。おかんは、1940年生まれ。大阪市内で暮らしていたのを、戦争末期の空襲を逃れて、母方の田舎へ引っ越します。古本屋を営んでいたのを畳んで引っ越したので、父親(わたしの祖父)は職探しから始まるわけだけど、当然、戦争末期の田舎まちに、そんな仕事がゴロゴロあるはずもなく。親戚の家を間借りしながら、ほんとうに苦しい暮らしをすることになります。白ご飯が食べられるようになったのは、母が中学校にあがる頃だったとか。「あんたらに説明しても、想像できへんようなもんを食べて生きてきたんやで」と、ほんとに時々ですが、おかんは話します。

 

「白いご飯をおなかいっぱい食べたかった」。その渇望感が、おかんを「ごはん好き」にさせたんだと、わたしは思っていて、ずっと前にそのことをおかんに話したら、「そうやな、きっと」と言って泣いていました。

 

なので、できるだけおかんには「ごはんのお弁当」を食べさせてあげたいと思っているんだけど、今朝の気分と、娘のずっとのリクエストもあり、今日はサンドイッチにしてみようかな、と思いました。

 

なので、朝からおかんに電話してみました。

 

わたし「あ、ばあちゃん? きょうのお弁当やねんけど、サンドイッチにしょうと思うけど、パンやったらいらん? キャンセルする?」

 

おかん「なんで? そんなことないよ。喜んで頂くわ~」

 

わたし「え? ほんまに? なんか申し訳ないなぁ」

 

おかん「なんで? たまにはええやん。待ってるよ~」

 

・・・だって(笑)。

 

なんか、不思議。だけど、ちょっとわかる気もする。それぐらい、「誰かに作ってもらったお弁当」って、うれしいのかも。ほんと、何と言うことない中身やけど、それでも、お弁当箱を開けるときの気持ち、いいもんですよね。

 

俄然やる気が出ちゃって、ハンバーグサンドと、卵サンドを作って、ジャガイモも自分でフライドポテトを作って、プチトマトとキャベツと一緒に添えておきました。

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あぁ~~~!!!!!

サンドイッチの写真撮る前に、包んでしもた。

残念っっ!!!

しかし、包みを開くと形が崩れるので、今日はご勘弁を(笑)。

 

娘は「お~~!!! とうとうリクエストが叶った。やった~~!!!」とはしゃいでお弁当カバンに収めておりました。

 

「おっきい口開けて食べな、こぼすで」と伝えたら「はいはい、わかってます」と。元気にでっかいお口で、笑いながら食べておくれやす♡♡♡

 

さぁ、いよいよ世間では10連休だね。

 

あたしゃぁ、引っ越し準備に明け暮れるさ。娘は体育祭の応援団にエントリーしたので、その練習三昧らしい。やるじゃんJK。エンジョイしまくってちょうだい。

 

みなさんも、いろんな計画、おありですか? 非日常も、日常も、どっちでも、お互い深呼吸して、自分を解放しましょうね♡♡♡