のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

まさか、母娘で「ボヘミアン ラプソディ」。

みなさま、おはようございます。

昨日ですね、びっくりな出来事があったんです。

すでにタイトルでお分かりかと思うのですが・・・、中3の娘と映画「ボヘミアン ラプソディ」を観てきました!!

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母(わたし)は、先日の4DXでのレイトショーに続いて2回目。そして、なんとなんと、今回、娘からのリクエストで行って参りました!!

 

昨日は、わたしは久々の韓国語レッスン、娘は「ひとりショッピング&ランチ」で日中を過ごし、夕飯前にわたしから娘にお手伝いのお願いをしておりまして、夕方5時に自宅に戻る約束でした。そして、そのあとは、「焼肉女子会」開催予定!!

 

1か月ぶりぐらいかと思っていたら、なんのなんの・・・2か月も空いちゃってたレッスン(仕事やらソウル旅行やら、超絶パツパツの日々だったため)、でも、先生のご配慮もあり、レッスン冒頭の日常会話を長めにとっていただき、ちょっとずつ頭と口と耳をリハビリして、何とかちょっと勇気が出ました(先生、ほんとにありがとう)。

 

で、気分を良くしたわたくしは、おいしいパン屋さんで、お野菜山盛りのランチを堪能。大好きなオレンジマーマレードたっぷりのパンを「おかわり」までしちゃって、大満足。そのあとは、いつもの無印良品&文房具屋さん&本屋さんの「お散歩コース」を辿って帰宅しました。

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娘のほうは、自転車でちょっと走ったショッピングモールへ、「ひとりショッピング&フードコートでランチ」ってことで。この「フードコートでランチ」に、母はめっちゃびっくりしたんです。「〇〇、ひとりでランチすんの?」と尋ねるわたしに「そうやけど、なに?どうしたん?」ってかんじ。「友だちとワイワイもいいけど、ひとりもなかなかおもろいで。ぜんぜん平気やけど、なんで?」だって。ちょっとびっくりしました。いやいや、もちろん、おひとりさま大歓迎!! なんだけど、中3で、それ、「なかなかおもろい」と言えるのって、ちょっと、わが娘ながら、「カッコええやん」って思っちゃった。4時すぎにLINEしたら、「もう帰ってるよ~。めっちゃたのしかったわ」、だそうで、頼もしいわ、ほんま。

 

そして自宅で娘と合流。お願いしていたお手伝い(これ、ちゃんとバイト代、払うんです。責任もって働いて、ちゃんと対価を得る。これ、大事)を終えて、いよいよ「焼肉女子会」に出発しようというとき、びっくりな展開が始まりました。

 

娘「あのさ、おかあさん、こないだ『ボヘミアン』なんとかっていう映画、観たやろ?」

 

わたし「うん、観た観た。めっちゃ最高やった。おかあさん、もう1回観に行くねん」

 

娘「〇〇も観よっかなぁって思ってんねんけど」

 

わたし「・・・・・・マジで、え~~!?!?!? なんでなんでぇ?!」

 

娘「いやぁ、何となく。どんなんやろう、って思って。興味あんねん」

 

わたし「じゃあ、行こうや、今日でも行こうや・・・・あ、でも焼肉女子会か」

 

娘「あ、〇〇は焼肉女子会より映画、とります」

 

わたし「マジでぇ!?!? 行こ行こ!! すぐ予約しよ!!」

 

っていうワケで、その場で近くの映画館の席を予約しました。ポップコーンとピーチソーダと、ブラッドオレンジソーダを買って、いざ劇場へ。

 

娘「おかあさん、年齢層高いなぁ。これ、熱烈ファンのおっちゃんおばちゃんなんかな?」

 

わたし「そういうひともいてはるやろうけど、ほら、子どももいてるよ? それにおかあさんだって、この映画でクイーンを知ったぐらいのひとやから。なんで?」

 

娘「いやぁ、めっちゃ好きなんやろうな、って。おかあさんも、スゴいわ。2回観たいって、結構な話やんか」

 

わたし「でも、おかあさんは、〇〇が誘ってくれて2人で観に来れるなんて、ぜんぜん想像してなかったから、もぉ、それだけで、泣きそうにうれしいねんけど」

 

娘「なんで? そんなうれしいん?」

 

わたし「なんで、急に?」

 

娘「わからんねん、でも、なんか、観てみたくなってん」

 

わたし「そっか。いいや、理由とか、そんなん、説明できんでも。とにかく、〇〇と一緒がうれしい。ほんで、1回目は、あまりに衝撃やったから、細かいとこ、ちゃんとわからんかったし、今日は、いろいろ、もっと楽しもうと思ってる」

 

娘「そうして、そうして」

 

というやりとりのなか、客席は「映画の日」ってこともあってか、7割がた埋まって、いよいよ上映開始!!

 

途中、娘の様子が気になって、何回か横を向いて確認したんですが、「あんた、まばたきしてんの?」っていうぐらい、目を見開いて、固まって凝視してました。

 

そして、わたしは、1回目ではわからなかったこと、いろいろつながって、「あぁ、そういうことだったんだ」と思ったところや、サントラを毎日聴いていたので、音楽がより心に響いたのと、ライヴ・エイドの映像ですが、前回は4DXという「体感型」シートで鑑賞したので、そのシートのおかげで臨場感がものすごかったのかと思っていたけど、そうじゃなかったです。通常上映でも、あの数万人のライブ会場に、自分も降り立っていけるかんじ、まったく同じだった。むしろ、今回のほうが、魅き込まれる感じがより強かったです。

 

・・・予想はしてたんですが、わたしは、1回目と同じところで、いや、それ以上に、泣けてしまいまして、エンドロールの最後の曲は、もう、とどめを刺されるかんじでした。フロアが明るくなって、いつもなら「もぉ、おかあさん、なんでそんな泣くん? ちょっとはずかしいわ」とか茶化しそうな娘なのに、何も言わないでいてくれた。

 

で、会場を出るとき、「どうやった?」ってわたしが尋ねると、「う~~ん、なんか、わからんねんけど、スゴかったわ。なにがって、説明できへん。でも、スゴかった」と。ここで、いつもの私は「そこ、もうちょっと、なんか表現してみて」的なツッコミを入れてしまうんですが、ここはガマンしました。「言葉にならんでも、いいやん。なんかわからんけど、でも、このひとの心に、なにかが届いたんやから、もう、ここは、これ以上、踏み込まないでおこう」って思いました。

 

そして、思ったことは・・・・

「おかあさん、もう1回、観たい」。

娘は「なんか、言いそうやな、と思った」そうです。

 

で、前回は「売り切れ、再入荷未定」だったパンフレットが、うれしいことに届いておりましたので、記念に買いました。

 

熱気を抱えたまま、またサントラを大音量で流しながら(笑)、いざ、焼き肉屋さんへ。もぉ、おかあさんは、超絶気分よろしいので、「なんぼでも頼んでいいよぉ」なんて言っちゃって、女子2人で、結構な量をいただいてしまいました💦💦

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店内には、ビートルズなんか流れちゃって、なんか、さらにごきげんな気分。「おかあさん、それ何回も聞いた」とか言われながら、「〇〇と一緒に『ボヘミアン ラプソディ』やで?これ、おかあさん、もぉ、自慢やわ」って、何回も言いました。だってさぁ、そんぐらい、うれしかったんですもん。娘は、意外にもこんなに喜んでいる母をみて、悪い気はしなかったんでしょうね、「おかあさんが観る映画に、〇〇がノッたのって、初めてやなぁ。なんか、おもしろいなぁ」と、ちょっとご満悦なかんじでした。なんかね、ますます、対等な女子どうし、ってかんじで、ものすごぉくうれしかったです。

 

ありゃ、長くなってしまって、スミマセン💦💦

 

なにせ、うれしかったの。それだけ、なんです(笑)。

 

さぁ、今日は、がんばって「主婦」しますよ。娘に「あんた、その部屋の散らかりかた、どうなん? そんなんじゃ勉強はかどらんでしょ?」と言っても、「おいおい、あんたの机の上、どうよ?」って突っ込まれたら返すことばのない、わたしの机も、片付けます(笑)。

 

親ばか炸裂の長文に、おつきあいいただいて、誠にありがとう。

 

でも、しつこいけど、

うれしかったんだぁ!!!!