こんにちは。
朝は雨が降っていたのに、いまはすっかり晴れて、でも風がものすごく強いです。屋内にいても、風圧が伝わってきそうな勢い。洗濯物、干してこなくてよかった。
昨日、娘が夕飯を作ってくれるというLINEに、「あんたは神か?」と送ったら、「おかあさんの娘です」と間髪入れずに返信されてきたことを書きました。ちょっとウルっときたということも含め・・・☺☺☺
「なかなか、おもしろい切り返しやなぁ」って、あらためて思っていたら、想い出したことがありまして、ひとりで吹き出すだけではもったいないので、みなさまにも聴いていただきたくなってしまいました。おつきあいのほど、よろしくお願い申し上げます。
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たぶん、娘が小学校5年か6年生のときの国語で、「ことわざを自分で考えてみよう」という授業がありました。いい作品は、学級通信に載るらしい、と。いつも、「おかあさんは、〇〇のはなしを右から左に聞き流してるやろ?」と言われるぐらい、その時も、聞いたあと、すっかり忘れておりました。
そしたら、しばらく経ってから、娘が「おかあさん、ちょっと怒らんといてほしいんやけど」と。またなんかやらかしたんかな、と心配になったのですが、どうもそうではないようで。
学級通信に、〇〇のつくったことわざが「優秀賞」で載ってんねんけどな。
あら、それ、なにがあかんの?それでなんでわたしが怒るの?っていうか、それ、わたし見てませんけど。
不思議に思いながら、娘に訊いてみましたら、
〇〇のつくったことわざ、先生もみんなも爆笑して、「めっちゃ〇〇らしい」ってほめられてんけどなぁ、でも、やばいと思う。
もぉ、勿体つけずに、はよ教えて、と催促しました。
そしたら・・・
おかあさん、「青菜に塩」って知ってる?
急に元気がなくなる様子を言うやんかぁ。
それで、〇〇が考えたんはなぁ・・・
「〇〇(娘のなまえ)に勉強」
先生が、「最高の出来や」って言うてくれて、学級通信に載って、みんなが家に持って帰ったら、みんなの家で「これ、最高や」って爆笑になったらしいねん。ごめん、おかあさん、まじ、ごめん。
言葉より先に、吹き出してしまったわたし。
もぉ、笑えて笑えて・・・。
だってね、まさに青菜に塩をかけて「しな~~っ」とする様が、さっきまで元気ハツラツ、うるさいぐらいだった娘が「さぁ、勉強しなさいや!!」ってなった途端に「チーン」となって、しおれて、存在感を薄めていく様子と、カンペキ重なるのですもん。
ちなみに、これを聞いた、うちの頑固一徹おかん(娘にとってはコワいばあちゃん)も、思わず吹き出してました。「あんた、その機転っちゅうのか、何ちゅうのか、それをもっと違うところで発揮できんもんかいな」と嘆いてましたもん(笑)。
「あんたは、あほか、かしこいか、わからんなぁ」って娘に言いました。そしたら、うれしそうな、申し訳なさそうな、照れくさそうな、なんともいえない、ぐにゃぐにゃになってました。懐かしいなぁ、かわいかったなぁ・・・。(それがもう、いまやJK,こないだピアスまであけはりましたよ)
そうして想い出してみたところ、そういえば・・・と思ったのですけどね。
わたし、職場のいわゆる「部下」のスタッフから、言われたことがあります。
〇〇さん(わたし、ね)って、
あほか賢いか、どっちですか(笑)。
あぁ、おんなじやった、わたしと娘(笑)。天然っていうのか、なんていうのか。なんとも独特なかんじ、ね(笑)。
もうね、娘には、諦めてもらいましょう(笑)。
こうなったら、おかんとおんなじ道をどうぞ。
たぶん、そのほうが、いろんなひとに恵まれて、いろんなひとに助けてもらえるから、そのほうがきっとしあわせ。
今日のおべんとうは、娘がつくってくれたから揚げがメイン。
にんじんは、オレンジといっしょにオリーブオイルとリンゴ酢で和えてあるんです。にんじんがちょっと苦手なわたしでも、おいしくいただけました。わたしがつくったのは、卵焼きだけで~す。
ごちそうさんでした。
注釈)
大阪でいうところの「あほ」ってね、どう説明したらいいのでしょうか。あんまり、あいてを蔑む意味を含まない。どっちかというと、愛情を込めて、頭をポンと叩くようなかんじなんです。もしかして、うまくニュアンスが伝わらなかったらさみしいな、と思ったんですけど、これを説明するのって、ほんと難しい。とにかく、「そこに愛はある」ってことだけ、付け加えさせてください♡