さわやかな文章を書きたいとは思ってる。
読む人が清々しくいられることを書きたいとは思ってる。
が、しかし。
来月から、コロナに関連する「医療現場への公的な支援」がほぼなくなる。
でも、コロナが消えてなくなるわけでも、感染力が著しく弱まるわけでも、ない。
多床室(大部屋)に陽性の患者さんをそのまま寝てもらうのは感染対策上NGなのは変わらない。隔離する個室がなければ、多床室を個室扱いにしなければならず、それはつまり、そのまま病院の減収になる。そのダメージは、ものすごく大きい。来月を待たず、現場はすでにそのダメージを受けている。なぜなら補助金的なものは急激に削られていっているから。(説明が粗くてごめんなさい)
地域住民の健康を下支えしている中小民間病院が、採算が合わなくて経営難に陥るって、おかしくないか?
withコロナは、病院単体では破綻すると思う。
それなのに、わたしが暮らして、そして働く大阪ときたら、まだ万博を止められない。注ぎ込まれる税金を、堰き止められない。
そんなお金があるなら、まず医療現場を立て直してほしい。本当に切実にそう思っている。
「わかっているなら、気付いているなら、声をあげなきゃ」と思う。
わかってる。
わかってるんだよね。
なのに、黙って働いている。
その自分に、嫌気がさしてくる。
誰かに黙らされているんじゃなくて、自ら黙ってる。その状況に、自分が萎える。
そういう自分をどうやって鼓舞していけばいいのか。
ついつい口数が少なくなって、どんよりしているわたしにとって、相棒ちゃんは明るい光。
つくってくれるごはんは、いのちの素。
負けたくは、ない。