毎朝行くおかん宅の台所の引き戸にぶら下がっているミモザではたと気がついた。
サンパチ(3・8女性デイ)を素通りしてしまった。
でも、いろいろ、折々、ちびちびと考えてはいるんだ。
女性たちが歩んできた道、これから歩いていく道について。
昔々、土曜日曜はもちろん、普通の日だって仕事を終えたら、保育園に子どもを迎えに行って、そのままおっきなカバンにおやつや絵本や着替えを詰め込んで、おかんやおかんの友だちは、子連れで電車を乗り継いで学習会に集まっていた。「連れて来られた子どもたち」のグループは学習会の一角で、あるいは別部屋で学習会が終わるまでの間をそれぞれの楽しみ方で満喫した。
帰りの電車では、足がガクッとなるほど眠たかったけど、おそらくそこから帰宅してお風呂に入って寝ていた。宿題は学習会のときにしていたんだろうな。ヤルじゃん、子どもたち。
あのときの子どもたち(わたしを含む)はみんなどうしてるかな。
お母さんたちが何を目指していたか、いま、どこまで辿り着いたか、自分がどんなふうに生きづらさを抱えながらその先の道を歩いているか、男女にかかわらず聴いてみたいと、ふと思った。
先日新幹線で移動図書館にどっぷり浸ってから、本を読む喜びへの感度があがっている。
本棚を眺めながら、読めるかどうかわからないけど仕事のリュックへ投入。
サンパチが、毎日だっていいんだもん。
追記
いま、ふと気付きました。
ちょうどサンパチの日に、それに通ずるハナシを書いてた。そのこと自体に気付いていませんでした(笑)。