1週間分の掃除をしていたところに、待ち侘びていた小包が届いた。
「パレスチナ子どものキャンペーン」というNPOをとおして購入させてもらった、パレスチナの伝統刺繍の品々。
タペストリーには、アラビア語で「ようこそ」と刺繍されている。
添えてあるカードに書かれたメッセージをそのまま紹介させてもらう。
パレスチナの民族衣装は見事な手刺繍で世界的にも有名です。今、その手仕事は難民キャンプの生活を支える技術となり、女性たちの貴重な収入源となっています。そして何より、伝統と誇りを受け継ぐ象徴として大切にされています。
タトリーズでは、レバノンの難民キャンプとガザ「アトファルナろう学校」の工房で手作りされた刺繍製品を買い取り、日本国内でのイベントやWEBショップなどで紹介、販売しています。
この刺繍をしてくれたひとたちは、無事だろうか。眠るところはあるのだろうか。考えるだけで胸がギュッとなる。
世界のたくさんの街々で、パレスチナへの暴力を止めろと訴えるデモが起きている。
こんな私だって、世界のなかで生きている。
イスラエルの暴力を、無関心によって間接的に許したくはない。小さな行動を、自分の暮らしのなかから、起こしたい。