のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

そう、こんな日々も、ある。

先月、相棒ちゃんがはたちになったお祝いにと、数ヶ月前に予約していた韓国旅行へ行ってきた。成り行きとして、この半年ぐらい、何やかんや、「全部まとめてよくがんばりましたで賞」をあげたくなる自分自身へのご褒美にもなった3泊4日。専ら相棒ちゃんの行きたいところへお供するかんじの旅だったけど、それはそれで、幸せなひとときだった。

 

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でも、途中、職場から「コロナ陽性者が病棟で増えてます」の第一報がきて、その後はどんどん拡大の一途。離れたところにいる自分への罪悪感みたいなものにどよーんと覆われて、そのようなわたしの様子を十二分に理解してしまう相棒ちゃんと、すこし静かなムードのなかで帰国。

 

一日休んで週明けから戻った職場は、ひとつの病棟まるごとが陽性者になっていた。いま流行している株は、かなりの感染力のようで、完全防備で、対策もしっかりしてくれているなかでもとどまることを知らずに拡がっていった。

 

それでもスタッフはみんな「出口めざしてがんばろう」と前向きでいてくれて、その姿にこちらが勇気づけられたのだけど、不覚にも今度はわたし自身が発熱と全身倦怠感。

 

あーー、とうとうきたか、と思ったのだけど、なんと検査はコロナ陰性。年に一度の保健所からの立入検査も控えていたので、陰性なら休むわけにいかず、そのまま仕事を続けた。

 

その間、約10日。

 

ただただ、寝て、起きて、仕事して、おかんのお弁当をいただいて、帰ったら手抜きご飯を作って(あるいは相棒ちゃんが作ってくれて)食べて、お風呂に入って、寝る。そんな感じだった。『ピエタ』の配信、観たかったけど、諦めて、とにかく生き延びなくっちゃ、みたいな、最低限の毎日。

 

そこをくぐり抜けて、昨日やっと買い物にゆっくり行って、台所にゆったりした気持ちで立てた。冷蔵庫のなかに新鮮な食材が並ぶ幸せも久しぶりに味わった。

 

で、きっと相棒ちゃんが食べたいであろう、「おかあさんのハンバーグ」を作った。コロッケはお気に入りのお肉屋さんのヤツ(笑)。

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「うまっっっ」と連発しながら頬張る相棒ちゃんを向かい側で眺めていたら、それだけで元気をチャージできた。もちろんしんどかったから仕方ないけど、自分流の「ちゃんとしたごはん」を作って食べることの大切さをあらためて感じた。

 

週明け、まだ職場のコロナは全然収束の目処がたたないけど、とにかくやることはやりながら嵐が過ぎ去るのを待つしかない。心を持っていかれすぎないようにしたい。

 

どんどん好きになる手織りをもっとやろうと思って大改造した押入れも、まだ一回も使えてないのだけど、まぁ、そのうち、やれる時がくるから、いまは「こんな日々も、ある」と思って、流れに抗わないで暮らしてみてる。

 

 

、という自分メモおよび、ご報告であります。

みなさんも、残暑もまだまだ厳しい折、くれぐれもご無理なさらず、ご自愛くださいね。

 

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