今日も早朝から父宅の片付けに行ってきた。
今日でようやく家中の棚や引き出しの中身を一旦確認して、明らかに「ゴミだな」と思うモノを袋に入れる作業をやり終えた。
結果.6畳ぐらいの洋室がまるでゴミ集積所みたいになった。でもまだまだゴミは増える。父が要不要を判断するモノたちがたくさんあるから。
大きめの箱に「半袖」とか「下着と靴下」とかタイトルをつけて、同じ種の衣類をまとめておいたので、そこから施設に持って行くモノを父に自分で選んでもらわないと、私には到底判断がつかない。
ここまでやり終えたので、明日は施設に持って行く細々した日用品や、つれあいさんのパジャマなどなどを買いに行く予定。一度にパーフェクトには揃わないので、当座必要な生活用品から段取りをしていくしかない。
それにしても、わたしがもし関わらなかったら、父夫婦はどうなっていたんだろう。遡れば父は、私たち家族のもとを去るときも、後始末をちっともしなかった。自分の記憶としてはないが、おかんが本当に腹立たしそうにわたしにそのことを話していたから、すごくよく憶えている。今回も結局そうだ。もちろん年老いたということは大きくあるにしても、あまりにも主体性がなくて、呆れてしまう。それに対して、段取りを緻密に組んで、仕事も休みまくって、休日もずっと返上で動いている自分がふとアホくさくなってきた。
抜かりなく、なんて、そんなこと思わないでいよう。そんなに気を張るのはやめよう。
そう思いながら、今日もおいしいお昼ごはんと、3時の珈琲を楽しんだ。
夕方遅めに帰宅したら、相棒ちゃんが夕飯を作ってくれた。
ちょっとだけ手伝ったけど、メニューの組み合わせ、下ごしらえ、みんな相棒ちゃんがやってくれた。
そのやさしさに、ふわっと疲れが身体と気持ちから抜けていった。
ありがとね、相棒ちゃん。