のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

「おかあさん、塗り絵イイやん」。

こんにちは。

 

ちょこっとした時間に、ちょこっとだけ書きます。

と書き始めたのだけど、結局結構長くなっちゃった。ごめんなすって(笑)。

 

昨日は、仕事でとても考えさせられることがあったのだけど、ちょうど運よく、頑固一徹おかんの家へ寄って、お泊りさせてもらっていた相棒をキャッチすると同時に、夕飯をおよばれする予定になっていたので、どよ~んと考え込まずに済みました。

 

おかんの家のドアを開けた瞬間から、この2日間のあったかい時間がほんわかとモクモクと漂ってきて、「あぁ、よかった」って思いました。

 

夕飯は、わたしも相棒も大好きな「おばあちゃんが揚げるとんかつとエビフライと、お芋さんの天ぷら」。写真載せたかったのですけどね、笑っちゃうぐらい揚げたそばから手が伸びて、シャッターチャンス皆無だったんですっっ。申し訳ないでござる。

 

なんだろうなぁ、どうしたらあんなにサクッと揚がるのか、そして絶妙の「塩コショウ」加減。それよりも、遅まきながらゆうべ分かったのは、「おばあちゃんが揚げる」ことが、そもそも、かなりの「ごちそう」なんだなってコト。

 

相棒を抱っこ紐で抱えて、彼女が1歳半のときにばあちゃんの家に転がり込んでから、相棒はずっと「おばあちゃんのごはん」で大きくなりました。もちろんわたしも、お世話になりました。「母」と「娘」として食べさせてもらっていた数十年前と違い、仕事もリタイアしたおかんは、それはそれは材料にも、調理にもこだわって、「孫」のごはんを作ってくれました。相棒は、「おかあさん」への反抗は大してしなかったけど、近くで接してくれる時間が長かったぶん、「厳しいおばあちゃん」には大層に反抗、抵抗しておりました。だけど、それも、これも、あれも、全部、相棒の血となり肉となり。久しぶりに会った孫に「年頃の娘さんに、開口一番言うことじゃないかもしれんけど、あんた、えらいお育ちになってしもて」と言ったそうだけど、当の孫さんは、「そやろ、そやろ~~、ヤバいねんって、おばあちゃん」と満面の笑みだったそうで(笑)。なんともありがたい時間が、私たち3人のあいだに流れたのだなぁと、しばし、ちょっと内緒だけども、ウルウルしてしまったわたしでした。

 

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「ミドリちゃんと3人で仲良く食べなさい」と、ずっしり持たせてくれたおみやげと一緒に帰宅して、その足でお風呂に入って、ぽかぽかにあったまって自分の部屋に戻って、短い時間だったけど、やり始めたのは、「塗り絵」です。

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アップなさる写真におさまる食器や、お料理や、お菓子や、雑貨が、どれもこれも「わたし好み」で、いつもワクワクしてしまうブログがありまして。

hitohito1223.hatenablog.com

 

素敵な色合わせに、「かわいいっっ」と声が出てしまった塗り絵の写真を見て、早速下絵をプリントアウトしました。そして、大好きだけどなかなか実用化されてなかった「40色の色鉛筆」を出してきて、塗ってみることにしました。

 

色の組み合わせをあれこれ考えながら下絵を眺めていたら、お風呂からあがった相棒が、いつものごとく「遊びにきたよ~~」と部屋に入ってきました。塗り絵の下絵と色鉛筆を見て、「おかあさん、塗り絵すんの? イイやん、イイやん」と、とてもうれしそうにコメントしてくれました。「そういうの、やり」だって。

 

きっと、この頃、「いっぱいいっぱい」になってるおかあさんを見て、相棒なりに「このひと、大丈夫かいな」と心配してくれてるんでしょうね。「息抜き下手やから、ほんま、困ったヒト」とも思われてるはずだ(笑)。だから、最近わたしがお弁当バッグを作ったり、こうして塗り絵を始めたりするのをみると、安心するのだろうと思います。

 

心配かけてますね、ど~もすみません(笑)。

 

大丈夫。ちゃんと息抜きしながら、自分のじかんも大事にしながら、がんばってますから。あんたは安心して、頼むから、来るべき(いつ来るのか、ますますわからないが)新学期に向けて、「勉強ってなんやったっけ?」みたいにならないように、たまには鉛筆持っておくれやす。

 

でもね、思います。

 

いっぱい、いろんなこと経験させちゃったけど、よくもまぁ、こんなに元気に、こんなに前向きに、こんなに打たれ強く育ってくれたもんだ。

 

それだけで、あなたは、すごいひと、だよ。ありがとね。

 

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お昼ごはんは、自分の分だけ作りました。

ミドリちゃんは在宅ワーク、相棒も在宅高校生。頑固一徹は「きょうは弁当いらん」と配慮を込めた「キャンセル」。

1人分だから、自分の好きなようにしたよ。

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おいしかった。わたしへ、「ごちそうさま」。