のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

「にんじんの皮は剥かないおうち」の子。

こんにちは。

 

今日は、お弁当はお休みです。

 

ミドリちゃんは在宅ワーク、相棒は「ハイスクール在宅組(むかし、「ハイスクール奇面組」ってあったなぁって思い出したのでモジってみました☺☺☺)」そして頑固一徹おかんが「あんた、無理しなさんな」と心配するもんだから、昨日の帰り道、スーパーで「あとは焼くだけ」のピザを食べ盛り女子2名様のために買っておきました。おかんは「テキトーになんでもあるから、自分でつくる」そうな。

 

ま、そんな日もあっていいよね。ミドリちゃんと相棒が一緒に立つ台所も、楽しそうだもの。

 

**********

 

ちょっとまえ、ミドリちゃんのおかあさんから荷物が届きました。

 

f:id:nonchi1010:20200416120216j:plain

 

もぉ、わたくし大興奮。

 

「自家製福神漬」、皺ひとつなくピッカピカに光った「黒豆」、小瓶に入った「自家製マーマレード」、玄米、白米、くだもの・・・。

 

福神漬けも黒豆も、おいしいのなんのって、ほんとに感動的。マーマレードは、アヲハタの既製品がまだ残ってるもんだから、それをちゃんといただくまで「おあずけ」。毎日瓶を眺めて楽しみにしています。

 

柑橘系はサラダにしていただいて、お米も早速炊いてみた。「自分の家が食べるぶんと、あとは、食べてほしいひとに少しお裾分けできる程度の量を作ってます」とミドリちゃん解説。「無理してたくさん作らないから、農薬もいらないんです」とな。なんと素晴らしい発想だろう。お目にかかったことのないおかあさん、おとうさんのお人柄に触れた気がしました。

 

************

 

最近「無農薬野菜」を直接農家さんから買わせてもらっている我が家。

 

にんじんが箱いっぱい届いたので、毎日夕飯に2本は使います(作り置きをお弁当に入れたりするよ)。

 

ゆうべ、ちょうどサラダの段取りをすべく、にんじんをサッと洗って、スライサーで薄切りにしようとすると・・・・

 

ミドリちゃんが「皮、剥かないんですか?」と。

 

わたし、「無農薬の野菜のときは、できるだけ剥かないよ。え?剥いてほしいひと?」

 

そしたらミドリちゃんが「逆、逆です。剥かないのがあたりまえです」とな。

 

「むかし、小学校の調理実習でカレーライスを作ったとき、にんじんの皮を剥かずに切ろうとしたら、友だちに『皮剥くの忘れてるよ』って言われて、剥かないよって答えたら、ものすごくびっくりされたんです。うちでは野菜の皮を剥くっていう文化がなかったから、こっちもびっくりしました」と教えてくれた。

 

なんとすばらしい「お育ち」だろう。おかあさんが送ってくださった荷物と、目の前のミドリちゃんが重なって、感動的に納得した次第。

 

************

 

「恵まれた出合い」と、ミドリちゃんのおかあさんが同封してくださった手紙に書かれていたけど、こちらこそ、まるごと、そのままお返ししたい。

 

「にんじんの皮を剥かないおうち」からようこそ。

 

教わることが、たくさんありそうな予感。

 

おかあさんは「季節ごとにうちで作った野菜などを送ります」と書いてくださっていた。

 

こりゃ大変だ。

 

ますます、台所が大好きになること間違いなし、ですぜ。

 

f:id:nonchi1010:20200416120237j:plain

 

ミドリちゃんのおかあさんへ、かわいい小鹿ちゃんのはがきでお返事を出しました。

 

f:id:nonchi1010:20200416120317j:plain
f:id:nonchi1010:20200416120303j:plain

 

昨日、買い物途中の田んぼの横に咲いてたお花と、我が家のハナミズキ。ちょうどはがきのピンクに似てて、きれいです。