のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

パン屋さんは、ママ友。

こんにちは。

わたしは、きっと、「洗濯の神様」からは見放されているに違いないと思う。だって、「洗濯日和」の日には、ほとんど仕事をしているから。今日だって、とってもいい天気。洗濯二毛作(1日に2回洗濯物を干せることを、こう呼んでみた)絶対できるやん。クヤシイ。仕事しています。

 

「ちくわパンLOVE」で何度か登場している、仕事場の近所の、天然酵母のパン屋さん。アラフォー二児のママがお店番、奥のキッチンで、アイカタさんがパンを焼く。訪問看護師をしている時代、いまJKの娘が小学校に入りたての頃からお世話になっている。

 

最近、「ちくわパン熱」がブログのお友だちとの交流も手伝って、わたしの中で再燃。なにかと理由をつけて「お昼はパンにしよっかな」と思う、今日この頃。でも、もうひとつ理由があって。

 

「おかあさん同士」の会話をして、お互いをエンパワメントしたいんですわ。

 

まったく違う仕事、年齢も確認したことはないけど、一回りぐらいは離れてる。「売り手」と「買い手」。でも、「おかあさん」であることは共通している。この共通点が、わたしのなかで、とっても心地よくて、そして、心強い。

 

今日は、輸入食品や、冷凍食品、マーガリンなどの話になった。おとなの何倍も、沁み込むように吸収してしまう子どもたちに、何を食べさせるか、というはなし。「安全」=「お高い」この状況を変えていくためには、やっぱり、この「安全」について、その大切さを広めていくしかないよね、と。そうじゃないと、いつまでたっても「一部の、こだわってる人たちだけ」が購買層で、大衆化されないから、流通量も増えないし、価格も下がらない。もっとみんなの関心が向いてくれば、変わっていくよね、というはなし。

 

彼女の子どもさんも、けっこうにキツいアトピーだった。うちのJKも、赤ちゃんの頃は、アトピーがひどくて、痒くて痒くて、夜中一晩中泣いてたこともあったっけ。着る物の素材や、洗濯する石けん、毎日食べるもの、布団、お水、いろんなものを見つめ直しながら、娘と生活してきた。そんなことも、いろいろ、そのときどき、話しながら、「ここだけは大事にしたい」というものを、共感しあいながら。わたしの仕事上の事情で、随分足が遠のいていた時期もあったのだけど、最近、また会える機会が増えてきた。短い時間でも会話をすることで、自分のなかの「ものさし」を点検できる気がするのが、すごくうれしい。そして「うん、これでいい」って、元気が出てくる。

 

そんな彼女のこだわり、やさしさを感じるところはいろいろあるけど、なかでもわたしが好きなのが「パンの耳」。1袋30円で売ってくれる。完璧な、いわゆる「耳」はタダ(0円)。30円のほうは、「耳」と呼ぶには申し訳ないぐらい、しっかりパンの生地もひっついていて、わたしの大好物。カリッとトーストして、バターを塗ってもおいしいし、なにもつけないのもイケる。「完璧な売り物にはできないけど、捨てるのは絶対にもったいない」という彼女のこだわりと、たぶんだけど「子どものお小遣いでも買える」やさしい価格設定。

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ひとを大切にして、子どもに手渡す「未来」を大切にしてるとこが、とても好き。パンでお腹がほっこりするより先に、いつも心があったまる、そんなパン屋さんです。


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