nonchiのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

サヨナラは、かなしい言葉じゃない。

みなさま、こんにちは。

寒かったり、あったかかったり、めまぐるしいですね。体調崩されていませんか?

 

我が家の中3女子、一昨日公立高校の受験を終え、そして昨日、中学校を卒業しました。わたしも、参加させてもらいました。

 

「おかあさん、ぜったい、恥ずかしいぐらい号泣するんやろ? 目に浮かぶねんなぁ。困ったなぁ」と娘に言われていたんですが、最初は大丈夫だった。自分でも、「あら、意外と平静やなぁ(笑)」と思ってた。さざ波ぐらいやなぁって思ってた。それが、一気に動いたのは、卒業生が、私たちの方に「まわれ右」して、合唱を聴かせてくれたところからです。

 

私の席から、娘の顔がはっきり見えました。心を込めて歌っているのが、遠くから見ても、ちゃんとわかりました。指揮をしているクラスメイトを真剣に見つめて、口を大きく開けて、ちゃんと声を心の底から出してるなぁってわかる表情。見ていて、ほんとに美しかった。いつもはおちゃらけているのに、こんな凛とした姿、すごいなぁって、この15年間を想い起こしながら見つめて、聴かせてもらいました。

 

そして2曲目、指揮者が交代。指揮台に上がったけど、なかなか始まりません。背中からだったから、すぐにはわからなかったけど、指揮者の彼女は泣いていました。涙があふれて、想いがあふれて、抑えられないんだな、って思いました。しばらく時間が経って、やっと彼女が指揮の構えをして、ピアノの伴奏が始まって、そこにみんなの歌声が重なったところから、こんどは娘がぽろぽろと泣きだしました。娘だけじゃなかったですが、娘は、文字通り「ぽろぽろ」と、涙をこぼしながら、マンガでちっちゃい子が泣くときみたいに、手の甲で涙を何回も拭いながら歌っていました。

 

わたしも、涙があふれてきました。「よくがんばったね。」「いろんなことがあったけど、ほんとに人生を全力で楽しめて、しあわせだね、ありがたいね。」「すてきな友だちや、先生に出会えてよかったね。」いっぱい、いろんな気持ちが、いろんな記憶とともにあふれてきました。もちろん、歌っている娘と視線が合うことはありませんでしたが、でも、気持ちはちゃんとつながったな、通じたな、って思いました。

 

式が終わって、みんなで「花道」をつくって卒業生を送り出すとき、娘と手を振り合う瞬間がありました。「〇〇~~、おめでとう!!」って思いっきり手を振って呼びかけたら、娘も「ありがと~~!!」って。そのあとは、みんなでもみくちゃになって写真撮影。わたし最近、横に成長した(笑)もんで、前日ギリギリ(さいごは「蛍の光」が流れていたよ~~)に、近くのイオンで20%off になったフォーマルスーツ売り場で10着以上試着して、ようやく見つけたスーツは、「おかあさん、めっちゃ痩せて見えるやんっっ。いいわぁ、それ、ナイスチョイスやわ」と娘に絶賛いただいた(笑)。コサージュ(男子のために解説➡胸元につける花飾り)を今回初めて付けましたが、それも「おかあさん、かわいいっっ」と言っていただき、大変ご満悦にございました。でも、途中で「おかあさん、お昼から会議やろ?もう帰らんと、間に合わへんよ。早く帰り」と娘に気遣われ、お先に中座させてもらいました。

 

*****************

午後からの娘と私は、完全別行動。娘は、仲良しのお友だちと待ち合わせて、夕飯をクラスメイト20人ぐらいと一緒に、おいしい和食バイキングのレストランへ出かけていきました。私は仕事のあと、夕方からは頑固一徹おかんのドライバー役。遅めの夕飯を食べながらおかん(娘にとっては、ばあちゃん)が言ったひとことも、わたしの胸に響きました。

 

「いろんなことあって、わたしも〇〇にいろんなこと言うてしもたし、キツくしてしもたこともあるけど、でも、〇〇は、それを全部、自分のなかで前向きに受け止めたんやなぁ。かわいそうなことしたな、と思うこともいろいろあるけど、でも、それもこれも、みんな、ちゃんと自分のものにしたんやなぁ」。

 

そうだよね、ほんとに、そうだよね。わが子ながら、立派だなぁって思う。この子に出会わせてもらって、おかあさんにさせてもらって、しあわせだなぁって思う。その奇蹟を、もっと大事にしなくっちゃって、あらためて、すごく思います。

 

帰宅して、ここ数日の忙しさで、さらに散らかったリビングを一緒に片付けながら、娘といろいろ想い出ばなしをして、寝る前に、卒業式の受付でもらった「おかあさんへの手紙」をこっそり読ませてもらいました。便箋1枚のなかに、「ありがとう」が何回も何回も出てきました。そして、こんなことも書いてありました。

 

〇〇は、実は1つだけ後悔していることがあります。それは、引退試合に仕事を休んで来てくれたお母さんに「ありがとう」と言えなかったことです。だから、そんな後悔をしないように、これからはちゃんと「ありがとう」を伝えます!! 

 

そうやったっけ?「ありがとう」言ってもらってなかったっけ?そんなの忘れたよ。それよりも、あんなに一生懸命がんばっているクラブ活動なのに、後にも先にも、引退試合しか観に行けなかったおかあさんを、申し訳なく思ったんだよ。そんなわたしに、「ありがとう」を言ってくれるあなたに、わたしのほうこそ、「ありがとう」を伝えたい。あなたのおかあさんである自分を、これから、もっともっと楽しもうと思います。そして、「子離れできる? 大丈夫?」と心配してくれるわたしの友だちを、カッコよく裏切って、あなたが巣立つときは、喜んで送り出せるわたしでいたいと思います。

 

 ****************

今朝、マンションのドアを開けたら、すごくきれいな青空でした。

 

f:id:nonchi1010:20190313115613j:plain

そして、通勤ルートにかわいい花たちが、ちょっとずつ増えてきていました。

 f:id:nonchi1010:20190313115139j:plain

 

f:id:nonchi1010:20190313115201j:plain

 

 

f:id:nonchi1010:20190313115223j:plain

春ですよ。もうすぐ。

 

「サヨナラは、かなしい言葉じゃない。」

なんだか、娘の学年の子どもたちにぴったりなんだよね。いっぱい泣いていたけど、とっても清々しくて、とっても元気で、最後はみんな笑顔だった。ちっちゃい中学校だから、みんな、顔が見えて、みんな、手をつなげて、みんなで一緒に、巣立つんだ。

 

おめでとう!!

これからも、ずっと、ずっと、応援しています。

 

合唱してくれたのは、この曲。

 

youtu.be

 

読者のみなさんも、懐かしい、「あの日」を想い出すかな。

子どもたちの歌声は、ほんとに、ほんとに、美しかったです。

 

動画、youtubeからお借りしました。

写真のサイズ、やっぱりうまく調整できず、おっきすぎてごめんなさい。びっくりするよね(笑)。