のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

人間は、すごい。

みなさま、おはようございます。

今日は、道、空いてましたわぁ~~。いつも約1時間かかるところを30分ちょっとで着いた☺ というわけで、職場の直前に通るセブンイレブンでホットコーヒー飲みました。今朝は家でコーヒー淹れなかったので。

 

昨日は、ばあちゃん(旅行)も、娘(お友だち宅へお泊り)も不在。一日ひとりでした。娘が出かけるとき玄関で、「おかあさん、こんなこと、滅多にないんやから、思いっきりやりたいことやって」と言ってくれまして、ちょっとホロッとし、ドアを閉めたあと、いろいろ考えたんですけど、せっかくの「ひとり」なので、わざわざ人ごみに出ていくのはやめようと思いまして…

 

「そうや!! 韓国ドラマを最終回まで観よう!!」

 

ってことにしました。

作品は『シグナル』。(これ、最近日本でリメイクバージョンがありましたね。いろいろご意見あるかと思いますが、わたし、日本版は視聴していません)

 

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画像お借りしました。本編を観ていただければ、このシーンがどれほど胸打つものか、ご理解いただけるかと思います。ぜひぜひ、ご覧いただきたい作品です。

 

朝、娘を送り出して、洗濯して掃除して、リビングのローテーブルに、ジンジャーエールとかっぱえびせんとプチトマトとチョコレートを並べ、遮光カーテンを閉めて、音量をいつもより随分と上げて、「わたしのためだけのロードショー」。

 

もぉ~~~、最高でした。

気兼ねなく、しゃくりあげながら泣きました。

わたし、作品の紹介とか、非常に苦手です。なので、ポチポチっと検索していただけたらありがたいです。あの”ソン・ソンカップル”の『太陽の末裔』と同時期に放映されて、視聴率や評価などなどにおいて双璧をなした作品。「一握りの特権階級の人間が、お金や権力によって罪から逃れることを許さない、地べたを這うような刑事のものがたり」なんですけど、ストーリーに無数の伏線がはられ、そのどれもが、「懸命にうつくしく生きる、ふつうの人びと」への敬愛と、「最後まで、諦めない」という闘志に満ちていて、本当に心を打つのです。実際に韓国で起こった事件をモチーフに、「貧困」「虐待」「性暴力」「政治の腐敗」「権力の横暴」を真正面から取り上げつつ、でも、そこに生きている一人ひとりの人にスポットがあたっています。そして、主人公の、時空を超えて貫かれる「愛」に、フィクションだとわかっていても、心を鷲づかみにされます。

 

わたし、まだまだ、がんばらなあかん。義務感じゃなく、そうしたい。闘志というほど立派なものじゃないけど、でも、沸々と湧いてくるもの、ありました。

 

人間って、すごいと、あらためて思いました。わたしも、そのなかのひとり。

 

さあ、わたし、どうする?

 

やれること、もっと、ありそうな気がする。その湧き上がる思いを胸に、「お盆休み」の真っただ中を、がんばろうと思います。なんか、いっつも、最後の締めが、おんなじトーンになって、代わり映えしないなぁって思うけど、でも、やっぱりここに行き着くのです。

 

お休みのみなさん、全力で楽しんで。

お仕事のみなさん、わたしも、がんばります。みなさんも、あなたの場所でがんばって。

 

人間は、すごいです。みんな、そのちからをもって生きています。