のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

ここからの、希望。

みなさま、おはようございます。

昨日は、私用がいくつか重なったため、珍しく平日にお休みをもらいました。ものすごく久しぶりに、平日のお昼に、「ひとりランチ」しました。ほんと、滅多にないことなので、お店選びにドキドキ・ワクワク☺☺ いろいろ探した結果、「お野菜たっぷり」がご自慢の、商店街の路地裏っぽい、アラフィフねえさんがお一人で切り盛りされているお店でいただきました。

 

初めて寄せていただいたんですが、「当たり」でしたっっ。丁寧につくられたベジ・ボウル(野菜サラダのボウルのことを、そう呼んでおられました)に、これまたスパイスにもしっかりこだわったと思われるハンバーグ、そして、モロヘイヤが入ったスープ(ベースは豆乳とコンソメでした)という組み合わせ。そして、ご飯は雑穀米。からだにやさしいなぁ~~って、一口ひとくち、感謝しながらいただきました。

 (ここ、写真なくてごめんなさいね~~)

とくに、ベジ・ボウルのお野菜、全部で10種類ぐらいは入ってたと思います。…最初数えよっかと思ったんですけどね、それより「食い気」が勝ちました(笑)。野菜によって「下ごしらえ」が違っていて、食べる人だけじゃなく、野菜そのものへの愛情をすごく感じました。下味をつけてくれていたり、和え物にしてあったり、「水気の出やすいもの」とか「葉物」とかの配置、すごく考えてありました。

 

うちの頑固一徹母上の口癖なんですけど、「料理は愛情やで。それは商売で作るのも、家族に作るのも、自分に作るのもおんなじ。ちゃんと作って、ちゃんと食べなさい」って言うんです。前にも書きましたが、わたし、この母の哲学、守れてません。忙しさとか、疲れとか、いろんなこと言い訳にして、サボってます、はい。だから、こういう、「ちゃんと愛情のこもった料理」に出会うと、幸せになると同時に、「ピシッと背筋伸ばさなきゃ」的な気持ちになります(笑)。

 

ランチのあとは、少しブラブラ。花屋さんの店先で、「自分とこの畑でちょっとたくさん採れたから」と立派ななすびが3本100円!! いつものキュウリより1.5倍ぐらい太いキュウリが2本100円!! 野菜高騰の最近、とてもありがたく、「即買い」させていただきました。あと、これも商店街の1歩裏の海苔専門店で、もみ海苔の「お試しセール」みたいなのをやってまして、「わさび味」「唐辛子味」「あおさ味」、パッケージの裏見たら、化学調味料使ってないようだったので、これも「即買い」。なんかね、結局、いつも「所帯じみて」ます。おいしいものに目がありません。

 

さて、今日の本題は、そこじゃなくて(笑)。

 

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トップの写真は、6月末に行きました「ソウルひとり旅」で、手作り雑貨のお店で購入した「しおり」です。「hope from hear」って、英語とハングルとで書かれていました。「ここからの、希望」「ここから、希望」…。わたし、この旅へは、韓国語は「看板は読めます」「地下鉄はひとりで乗れます」「ちょっとだけ質問はできます」「ば~~っと続けてしゃべられると、パニックです(笑)」レベルで、それこそ「身体ひとつ」で行きました。いろいろ、煮詰まることがあり、そこから「次の自分」をスタートさせたくて、仕事も立場も、家庭も、ほぼ全部投げ打って、3泊4日、ソウルをうろつきまくりました。そのなかで、この「しおり」に出会いました。

 

「hope from hear」。

…あなた、いま、「どん底」と思ってるでしょ?そうかもね。でも、だからこそ、そのあなたが立ってる「ここから」でいいんじゃない?ここからまた一歩、踏み出せばいいんじゃない? その、「どん底」の「ここ」に、ちゃんと、希望はあるし、「ここ」から、希望が始まるんじゃないのかな?  

 

って、言ってもらった気がしましてね。ほかにも、いろいろ種類はあったんですけど、これを選びました。「とても気に入ったから、大切にしますね」と、ほとんどボディランゲージで伝えたわたしに、お店のお姉ちゃんは「ありがとう。また、来てね」と返してくれました。この「また」のひと言がまた、気持ちがこもってて、すごくうれしかったです。

 

苦しさとか、哀しみとか、怒りとか、そういうものを「すり替える」ための「希望」じゃなく、ちゃんと、まっとうに、自分のなかに「希望」を見出したい。

 

そうすることさえ困難な状況にあるひとが、この記事を読んだら、「わかったようなこと言うなよ」って思っちゃうかな、余計「どん底」に突き落としちゃうのかな、って心配な気持ちもあります。でも、これ、自分に対して、言ってます。いつも、ブログにものを書くとき、考える。もっとしんどい人、もっと哀しい人、もっと孤独な人、もっと困ってる人が読んだら、なんて思うかな、って、何かを書く時、いつもちょっと頭をよぎります。でも、そう考えすぎると、なにも書けなくなってしまう。そうやって、遠慮するのが「思いやり」なのか「やさしさ」なのか…。それ、おかしいなって思って。

 

なので、「hope from hear」。

イケてない、いま、ここから、わたしの「hope」、わたしがみつけて、膨らませていくんだ。…って思ってます。

 

わたしのブログともだち、ステキなひとがいっぱいいます。海を越えたずっと向こうにも、ともだちできました。アラフィフで、同じような葛藤を、一緒に笑い飛ばせるともだちもできました。同じひとを一緒に大切に想い続けようって、どんどん拡がるともだちもできました。この「世の中」について感じることを伝えあえるひとも見つけました。その、みんなが、その人だけの「hope」を心にしっかり持って、おなじ時間を生きている。みんなの発信をキャッチするたびに、そう思う。それ、すごくカッコいいし、ものすごく尊いことだと思います。

 

わたしも、「hope from hear」。

今日も、がんばっていこう。みんなも、あなたの「hope 」を、ここから。