今朝も出勤前におかん宅に寄って、朝ごはんを一緒に食べて、お弁当を持たせてもらった。
日曜日に作った柚子茶をおかんにもお裾分けしたのだけど、彼女はこれをマーマレードとしてバタートーストにのせるのがお気に入り。
わたしも真似してスプーンでのせてみたところ、
「あんた、ちょっと、そんな豪快にのせるの?わたしは◯◯さん(友だち便の送り主)が大事に送ってくれて、あんたが忙しい中作ってくれた貴重品やからチビチビとケチってよばれてるのに。これは負けてられへんから、わたしももっとたっぷりのせさせてもらうで」と、おかんがスプーンで柚子をトーストに「追加のせ」。
そのこだわりっぷりに、ちょっと吹き出してしまった。
おかんからはいつも「作ってくれたひとの手間を想像して感謝してよばれなさい」という教えを叩き込まれてきたのだけど、80歳を超えて、自分でもそのこだわりを貫いて、材料と、作り手への敬意を惜しまない姿が、あっぱれというか、なんと言うか。
あー、ここが、おかんの、おかんたる所以だな、と納得したひとときだった。
この「おかんと朝ごはん」プラン、すごくいい感じだ。