さっき、遅めの夕飯の時間に、KANさんの訃報に触れた。
病気の一山を越えたら、次はどんな歌を届けてくれるかな、と、復帰を当たり前みたいに待っていたのに、まさかの報せ。
ちょうど看護学校の寮に入っていた頃、KANさん(当時はKANちゃんと呼んでいたなぁ)の曲をよく聴いた。歌詞もメロディも、声も、トークも、そしてピアノのタッチも大好きだった。超絶技巧じゃないけど、でも、彼にしか弾けない、そんなピアノだった。
戻ってきたかったに違いない。またみんなを笑わせて、泣かせて、あったかくさせる、あのステージに、あの笑顔でまた立ちたかったに違いない。
今夜は、たくさんのひとが、あなたの曲を想い出と一緒にぎゅっと抱きしめることでしょう。
ありがとう、そして、グッバイ・ピアノマン。
これからも、聴くからね。