のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

病院勤めで、病院通い。

父の家の片付けの一山を越えて月曜日、右脚の古傷の痛みがいきなり最高潮。加えて、「お気持ち」がちょっとばかりバテてしまい、仕事を休んだ。

 

お布団から起き上がるのもままならなかったので、長期間したらどうしようと不安だったのだけど、翌日からは会議ラッシュでどうしても休むわけにいかず、念じるように横になり続けて、願い叶って仕事に出てこれた。もしかすると、ちょっとだけサボることを自分のこころが勧めたのかもしれないな、それに従ったのは正解だったのだろうな、と思う。

 

眠れないのはもう定着してしまったので、お薬を引き続き処方してもらって毎晩飲んでいる。飲んでも眠れなかったり、時々するけど、それでも、飲まずにいた頃よりずっといい。

 

それと、これは、本当にお恥ずかしいのだけど、ずーーっと前から歯医者さんに行くのを延ばし延ばしにしてきた。先月55歳になったとき、もう逃げてちゃいけないと意を決して通い始めた。「なんでこんなになるまでほっといたんですか?しかもあなた医療従事者でしょ、恥ずかしくないの?」って呆れられるよなーと思うと、どんどん敷居が高くなって、どんどん行きにくくなっていた。でも、いまお世話になっている歯医者さんは、そういうネガティブなことはおっしゃらず、いつも丁寧に説明して治療してくれる。口を「あーん」と開けるのが恥ずかしいほどの状況だけど、気長に、今度こそ挫折せずに通い続けようと思っている。

 

あと、もうひとつ、病院通いをしなくちゃならないことが増えた。なんだか「一気にきたなぁ」という感じで、ブルーな気分。

 

病院勤めで、病院通い、かぁ。

 

確かにブルーではあるけど、でも、通ってみて初めて見える景色や、感じることがある。

 

患者さんへの声かけひとつ、動作ひとつ、振り返るチャンスをもらっている。

 

そして、「当たり前」ではない、こころとからだの「健康」のありがたさを痛感している。