先週末、久しぶりに人前で歌う機会に恵まれた。
しかも、京都の高瀬川沿い、きれいな緑をバックに。
ガットギターの静かな伴奏で、マイクをつかわず、そのままの声で歌わせてもらった。
声の伸びも、音程のキープも、「ありゃりゃ」と思うところはあったけど、それでも何でも、歌うことをたのしめたのが何よりの収穫。歌うことが好きなんだと再確認できたことが何よりの喜び。
アンコールでは、もうひとりの歌い手さんのリクエストで「赤いスイートピー」のバックコーラスをさせてもらった。その場で相手の声色にあわせてハモるのって、緊張する分だけ「そうそう、これこれ」という声の重なりを感じると、心も一緒に振動する。
あぁ、音楽が人生のなかにあるのって、素敵なことなんだな。
あらためて、そう思った。
やさしい店主さんと、たのしいお客さんと、いつも心地よくノセてくれる音楽のボスに、心からの感謝を。