ゆうべ相棒ちゃんが無事韓国一人旅から帰ってきた。
あいにくの雨で、リムジンバスの降り場まで迎えに行ってあげたら、スーツケースをコロコロ転がしながら大きく手を振って車に近づいてきた。
その姿だけで、なんとなく「おねえちゃんになったなぁ」と思って、頼もしく、誇らしく思った。
家に着くまでの車中でも、いろんなことを聞かせてくれて、家に着いたら、疲れているだろうに、おみやげのラーメンを作ってくれた。
てっきり爆買いしてくるのかと思ったら、スーツケースのなかは、ラーメンとお菓子と少しの化粧品。でも、話は尽きず。
「お母さんとも絶対行きたい。絶対楽しい。でも、一人旅はまた全然違う楽しさがあったよ」というひと言に、いろんなこと全てが集約されている気がした。
独りを楽しめるひと。
なんて素敵だこと。
見てきた景色も、食べたものも、全部が彼女を創っていくことだろう。