こんにちは。
土曜日、職場のデスクで静かに「書類整理」と「あたま整理」をしております。
平日と違って、やっぱりはかどります。
お昼休憩で、コーヒーとおもしろいチョコレートをちょっぴり。
包み紙のPOPな感じにひかれて、ちょいと奮発。
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ゆうべ、頑固一徹おかんが泊まりにきてました。
相棒は親友と、旅行のかわりに、キッチン完備の上等なホテルに2泊3日(めっちゃ安かった)缶詰になって、「二人暮らし」してはります。ふたりで何やら熱心に相談してるなぁと思ったら、なかなかに楽しいプランを練ってプレゼンしてきました。「ぜったいに人に迷惑をかけるようなことはしないこと」「危ないことは絶対しないこと」「ごはんはちゃんと食べること」「困ったときは、必ず連絡してくること」「たのしい写真を送ってくること」を条件に、許可いたしました。もちろん、繁華街(言い方が古い💦💦)は厳禁の旨、徹底指導しています。
朝ごはん、一徹とふたりでゆっくりと。
トマトの上にかけてるのは、例の「たまねぎししとう酢醤油」と大葉。酢がキツすぎるとおかんがむせてはいけないので、ちょっとだけだし醤油をブレンドしました。
それにしても、ほんとに大活躍の「食べる調味料」。おかんいわく、「一人暮らしの友だちに宅急便で送りたい」そうな(笑)。そんな、送るほどのモンでないと思うけど、でも、立場かわれば、こんなときだからなおのこと、ちょっとほっこりしてうれしいかもしれないな、と思いまして、承った次第。
ゆっくり食事を済ませて、おかんを車に乗せて出発。
運転しながら、あ、そうや、と思い立ち、例の「小5ののんちの作文」のこと、おかんに聞いてみました。
①大事にしまっておいてくれたのは、おかんですか?
→そうやろな。でも、すごくはっきりとは覚えてない。
②作文の内容、読みましたか?
→沖縄のことを書いてるとは思ってたけど、内容は読んでない。あんたがいやがるから。
③作文を書いたとき、わたしはおかんに質問や、相談をしたのかな・・・?
→いやぁ、それはないやろ。なにかをあらためて質問してきたこと、なかったと思う。本は「これを読んだらいい」と思うものを買ってはきてたけど、自分の口で説明したり、親子で意見を交わしたり、そういうの、なかったなぁ。あんたはいつも、そういうことは黙ってた印象がある。
・・・とのことで、作文の内容を、話して聞かせました。
そしたら、おかんはちょっと泣いてました。「ふ~~ん、そんなこと、書いてたんか。ぜんぜん知らんかったなぁ」と。『しほん家』という言葉の登場についても確認したけど、「いや、わたしは説明してない」ってさ。だから、やっぱり、どこかの本で自分なりの理解をしたのでしょうね。
それと、極めつけの、担任のセンセーの「赤ペンコメント」についても話しました。
早く世界中が平和になればいいですネ。
おかんもびっくりしてました。「それ、子どもから逃げてるやんか。一番先生がしたらあかんことやろ」と。「自分の作文よりも、そのセンセーのコメントに対する悔しさを鮮明に憶えてんねん。悔しくて、泣いたもん」と私が言うと、「でも、あんたはそのことを当時のわたしには話してないよな。そこもひとりで泣いてたんかいな」とボソッと。
あぁ、そういわれたら、そうだったな。そういう、ほんとに悔しいこととか、哀しいこととか、腹立ったこととか、あんまりおかんに話したことはない。おかんにも、ほかの誰にも。自分でぎゅっと縮こまって、考えたり、泣いたり、してたんだな。このセンセーのせいじゃなく、そもそも、わたしは、ひとに自分の大事なことを話すのが苦手だったんや、ということがちょっとわかりました。それにしても、このコメントが、わたしにとって衝撃的だったことには、変わりないのだけどね。
おかんには「大事に残しといてくれてありがとう」とちゃんとお礼を言いました。「記憶のなかにはあったけど、実際の文字や、文面を見られて、めっちゃよかったと思ってる。大事に残しとこうと思ってる」と伝えると、「あんた、それ、わたしにも読ませて。もぉええやろ、その歳になったんやから」って催促されました。
ちょっと照れ臭いけどね、でも、見せないわけにはいかんかな~と思う。
そのときはまた、母娘で泣き笑いのトークをしようと思います。
あ、相棒ちゃんから写真、送ってきました。
なによ~、ひまわり畑やないの。
ええやん、ええやん。
ほとんど貸し切り状態みたいです。
これはこれで、想い出に残る夏、だね。
みなさんの真夏の一日は、どんなふうに流れているのだろう。
いろんな友だちのことを、思い浮かべてみています。