のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

父からの緊急電話とその後

今朝、出勤の車の運転中に電話がかかってきた。発信者が父の名前だった。すごくいやな予感がした。

 

「朝からしんどくて、フラフラするねん。だいぶ疲れてるのもあるけど、食事もできへんし、なんか体の全体がおかしい」って。

 

あーーーー、いよいよきたか、と思った。

 

おそらく、介護疲れ。

 

おそらく、限界。

 

車を路肩に停めて、スタッフに急ぎ状況を伝えて、車のルートを大幅変更して父宅へ。

 

そのあとは、怒涛の一日。

 

まず衰弱した父をかかりつけ医へ連れて行き診察を受け、検査と点滴を受けて帰宅。父のつれあいは認知症がさらに進んでいて、あー、このひとを持病のある父が介護してるのは、とっくの昔に無理だったと痛感。

 

ケアマネさんに電話して事情をお伝えし、緊急ショートを依頼。午後からケアマネさんと、施設のスタッフが来てくれて、乱暴だったけどそのまま緊急入所してもらった。

 

父は「かわいそうや」と泣き出し、当のつれあいは「どこに連れて行かれるん?」と怒り出し、えらいことだったけど、このままでは父は倒れるどころか、死ぬかもしれない。「お父ちゃんが先に死ぬのが一番あかんことやろ?!」と心を鬼にして説得して、つれあいさんを送迎の車まで脇を支えながら送り込んだ。

 

疲れた。

 

疲れたけど、これしかなかった。

 

父は、送り出した後、ずっとまだ落ち着かず、自分の体調そっちのけで自責の念に包まれている。且つ、「おまえ、ここにおってくれよ?わしひとりではなにもできへんで」と全体重をかけてきた。

 

共倒れはできない、しない。

 

でも、とりあえず今日は着の身着のまま父のところに泊まって、明日以降のことを考えよう。

 

おかんには、今朝、正直に伝えた。

 

おかんは、黙って了解、という感じだった。

 

感謝して、とりあえず、突っ走ろう。

 

また報告します。