いまの仕事場で働き出して10年ちょっと。
最近、なかなか気持ちの落ち込みから這い上がれない日々を送っているのだけど、思えば、そんななかでも、ささやかなたのしみを自分から創ることは、してないこともない。・・・ということに気付かせてもらったので、ちょっとだけ、その「たのしみ」について、ここに載せておこうかな、と思います。
相変わらず、手芸が心の小休止のひととき。
自分が針しごとをするようになって、お気に入りのピンクッションがあるとすごくウキウキするんだと実感。というわけで、好きな端切れ、古布をつかっていろいろつくってみています。
リトアニアという国のリネン(麻)が大好きなので、それをベースにしてまん丸のコースターなど。ミナペルホネンというブランドの布は、ちっちゃい欠片も宝物みたいにしていて、そのなかの「お気に入り」をつかって「おうち」をイメージして縫い付けてみました。カップを置いちゃうと「おうち」が見えなくなるので、眺めてニヤニヤするのがもっぱらの「使いみち」です(笑)。
ほんとに使うのは、もうちょっとおっきいやつです。
それから、パンを時々焼いています。・・・といっても、こねて、焼いてくれるのは「ホームベーカリー」さんですけど。元気が出そうにない朝のために、前の晩から予約しておくと、目覚ましよりも心地よく、パンの焼ける匂いで起きることができて、これはかなり効きます(笑)。
焼き立ては、うまく切れないので、いつも手で豪快にちぎって食べます。できるだけ元気が出るように、水筒やお弁当箱も赤色にすることが多いです。
そして、そして。
上を向いて、歩こうと思いまして、でっかいものを眺めに行ったりしています。
さぁ、ここはどこでしょう?
こんなふうにして、あれこれ、手を変え品を変え、自分のご機嫌をとろうと努力しています。上を向いて、というより、前を向いて、歩こう、歩きたい、そんなふうに思う日々です。
12月になりました。
家が散らかってても、なんとか暮らしていけるので、今年も大掃除はやりません(笑)。とにかく、毎日を、前を向いて。いまはそれが一番大事。