のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

タイムスリップで、ママ友。

みなさま、おはようございます。

今さらですが、ブログをとおしてたくさんのお友だちができたこと、とてもしあわせに思っています。年齢も性別もいろいろ。暮らし方もいろいろ。キャラクターもいろいろ(笑)。でも、どこか、通じるものがあって、友だちにならせてもらいました。自分の考えが凝り固まっているときに、違う視点を教えてもらったり、笑えない気分の時でも笑わせてくれたり、その逆もあったり、そして、黙って読んでいるだけでも「共感」できたり、「寄り添う」ことになる場面もあるって思っています。

そのなかの、ちょっとすてきなつながりをお話ししたくなり、記事を書こうと思います。お友だちには、事前に了解をいただいています。

わたしの大好きなブログ。
hututuka.hatenablog.com
もの子さんという女性が書いておられるブログです。彼女が妊婦さんのときに開設され、いまはおかあさんになった彼女が、ムスメ(彼女はお子さんのことをブログで、こう呼んでいます)ちゃんとの暮らしを、とってもやさしいことばで、すてきな感性で綴っています。最近はムスメちゃんのイラストも登場し、ますます魅力を増しています。そして、ブログ1周年を迎えたばっかりです。(おめでとう!!)
hututuka.hatenablog.com


わたしは、彼女の出産前の時期に読者にならせてもらいました。最初は静かに読ませてもらっていたのだけど、読者登録したのをきっかけに、コメントをときどきやりとりするようになりました。彼女とわたしの共通項である「絵本」のことになると、私もついついアツくなり、長文のコメントをしてしまったところ、彼女からの返信のなかに、こんな言葉がありました。

時間を越えて、のんちさんとママ友している気分

hututuka.hatenablog.com

この言葉が、とってもうれしかったです。
ちょうど、高1の娘が、いまのもの子さんのムスメちゃんぐらいの頃、わたしにはママ友と呼べるお友だちがいませんでした。だから、今ごろだけど、もの子さんとママ友になれることで、あの頃の自分の子育てのこと、自分自身のことを、いろいろ想い出して、そして、すこしおとなになった自分が、当時の自分のことを認めてあげる、そんな時間をもらっているなぁって感じています。


もの子さんのイラストには、ムスメちゃんの指先も、唇のしわも、首の座り具合も、世界の全部に興味をもってキラキラしている眼も、ほんとにすてきに描かれています。会ったことないのに、ムスメちゃんの声まで想像できてしまいそう。絵本を読んでもらって、笑ってる顔が浮かびそうなんです。

そして、もの子さんは、自分自身の時間も大切にしています。ひとりのお昼ご飯も、しっかり工夫して作ってます。パンを焼いたり、本を読んだり、あぁ豊かに過ごしてるなぁ、自分の時間をちゃんと丁寧に重ねてるなぁって、うれしく、ちょっと見とれる気分で読ませてもらいます。実は、私自身の同じ時期は、とっても殺伐としていて、悲しいこともたくさんあって、娘を抱っこして泣いてしまうこともいっぱいありました。でももの子さんのブログを読んで、イラストを見せてもらっていると、そのときの自分のことも、とても愛しくなる。あぁ、あんな日々だったけど、娘といっしょにがんばってきたよな、って思えるのです。

絵本のことで、もの子さんへのコメントにも書いたのだけど、娘が3歳ぐらいのとき、仕事が休みになると、車で1時間ぐらいドライブして、奈良によく遊びに行きました。奈良へ行くと必ず立ち寄る古本屋さんは、児童書や絵本をたくさん扱っていて、「掘り出し物」をみつけて帰るのが楽しみでした。引っ越しの片付けで、絵本もいろいろ整理している途中、娘が「あ、おかあさん、この本、奈良のあそこのお店で買ったよね。〇〇おばちゃん(親戚のおばちゃん)と一緒に行ったよなぁ。おかあさん、いっつも読んでくれたなぁ」と、買ったお店のことも、そのときの情景も、その絵本の内容も、とてもよく憶えていました。ちょっとびっくりして、すごくうれしかったです。たのしい想い出、ちゃんと娘のこころに残ってるんだなぁって。そういう時間、一緒に過ごしてきたんだなぁって。

タイムスリップで、ママ友。
これ、とってもステキだと思います。そうやって、やさしいつながりに出会えるのが、ブログの世界の魅力です。もの子さん、これからもたのしみに読ませてもらいます。イラストも、まだ数枚だけど、それでもすでに、ムスメちゃんの成長ぶり、感じます。その表現力、素晴らしいと思う。そして、なにより、おかあさんに「描かせる」、ムスメちゃんのチカラ、すごいですね。一緒にそれを体感させてもらえることに、とっても感謝しています。

ありがとね。

子どもは、あっという間におっきくなります。
赤ちゃんだった娘が、もう高1です。憎たらしいです(笑)。
だから、いまを、全力で満喫してくださいね。ママ友は、いつも応援しています。

追伸
もの子さんのイラストに心を動かされ、ロフトにあるわたしの宝箱を久しぶりに開けました。娘のファーストシューズ、音の鳴るおもちゃ。懐かしくて、ちょっと泣けちゃいました。リビングの本棚に飾ることにしますね。

f:id:nonchi1010:20190622064307j:plain

f:id:nonchi1010:20190622064346j:plain

f:id:nonchi1010:20190622064410j:plain