nonchiのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

「保養に行ってくるね」と、爽やかに言える社会を。

みなさま、おはようございます。夜中、寝苦しさで何回も目が覚めてしまいました。質の悪い睡眠のせいか、日中の疲れがあんまりとれず、ちょっと脳ミソがバテ気味です。困ったぞ~、困ったぞ~~~。今年のわたしの「夏休み」、おそらく9月中旬以降になるかと・・・・。ガッツ出して、乗り切るためには、「ちゃんと食べて、ちゃんと寝る」。ちゃんと寝れないなら、その分、ちゃんと食べましょう(笑)。そうだ、そうだ、そうしよ~~☺☺☺

 

さて、わたし、今年で4回目ぐらいでしょうか。福島県などから、子どもたち&おかあさんを迎える「保養キャンプ」に少しだけ関わらせてもらっています。「医療班」といえるほどの大それたことはできませんし、むしろ「医療班」っていうイメージを子どもたちに持たせたくないなぁって思ってます。そうじゃなくても、いろんな情報に翻弄されてきただろうし、ちっちゃな胸を痛めることも、たくさん、たくさんあっただろうし。

 

もちろん、「危険」なことを「安全」とすり替えることを肯定しているわけでは決してありません。でも、「わたし、病気になっちゃったんじゃないか」って不安に苛まれることが、いっぱいあるんだと思う。そういう彼・彼女たちに、とにかく、伸び伸びと過ごしてもらいたい。そのことに、ちょっぴりでも関われるなら、それは、この国にいっしょに生きている母親のひとりとしても、おとなとしても、ぜひさせてもらいたいと思って、ほんと、ささやかですが、続けています。

 

参加者のおかあさんのおひとりと、ほんのちょっとの時間、2人で話しました。

 

今年は、ちょうど仕事の夏休みと保養キャンプのスケジュールがぴったり重なったので、おかあさんも一緒に来ることができたそうです。そうじゃなければ、なかなか「保養に行くからお休みください」って言えない空気がママ友のなかにもあるのだと。実際に「いつまで『保養』に行くの?」と言われたとおっしゃっていました。

 

震災と原発事故のあと、福島のおかあさんたちは、「洗濯物を外に干すか干さないか」「子どもを外で遊ばせるか遊ばせないか」、そして「自主避難するのか、しないのか」などについて、本当に地域社会のなかで白黒がはっきりわかってしまうかたちで、生き方や子育ての仕方の選択をする場面に、それはたくさん直面してきたと思います。

 

離れたところに暮らしているわたしが、「正しさ」だけを理由に、そのギリギリの選択を「いい」とか「悪い」と簡単に言うことは、ぜったいにしたくないと思ってきました。子どもたちに安全な環境を、と選択することで、大切なものをたくさん手放さなければならなかったおかあさんたち。もちろん、自分が選択したい道を、実際に選択することができなかったおかあさんも、たくさんいらっしゃったと思います。

 

ものすごく勇気をもって、「わたしは、子どものために、こう生きる」と声を挙げ、行動しているおかあさんもたくさんおられます。彼女たちのことを、わたしは、ほんとにすごいなと思う。わたしは、そうできるのか。自分に置き換えると、はなはだ自信がありません。同時に、はっきりと声を挙げて行動できないけど、どきどきしながら職場のお休みをとって保養キャンプに参加されたおかあさんのことも、すごいなと思う。

 

そして、「保養に行く」ということを、さわやかに、普段通りの会話のなかで言える社会になりたいと思います。社会をつくっているのは、一部の「エラい」人たちではなく、わたしたちひとりひとりなのだから、わたしたち自身が、いろんな考え方を認め合っていくことが大切だと思います。それは、「保養」に限らず、あらゆる場面で、そうだと思います。でも、「ひとと違う意見を表明する」ことに、ものすごく勇気がいるし、「みんなとおんなじが安心」な空気が、おとな社会にも、こども社会にも、どんよりと漂っていることを、自分自身、感じることがたくさんあります。

 

わたしは、こどもの頃から「みんなとおんなじ」じゃない派でしたので、いっぱいしんどい思いもしてきました。中学2,3年生の頃、「なんで学校に行かなあかんのかな」と思って、登校するフリをして、学校をサボり、いろんなところをうろちょろして時間を潰していましたし、高校の頃は、うわべだけ楽しくしてたので、「同窓会で会いたい」と思うような友だちはひとりもいません。そんなわたしも、おとなになるほど、「上手」なすり抜け方や、折り合いのつけかたを学習してしまい、こどもの頃ほどには孤独を感じなくなりましたが、「ほんとのわたし」をどこかに置いてきてしまったような気持ちになることも、あります。「ズルいよな。自分に対して不誠実だよな。ウソつきだよな」って思うことがある。

 

みんな、肩肘はらずに、「自分」を出せる社会になりたい。違いのなかから、友だちになれる社会になりたい。そのために、すでにおとなになってしまって久しい自分が、どう行動していけばいいのか。何ができるのか…。そんなことも考えながら、「保養キャンプ」にかかわらせてもらっています。

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