のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

あったかい炎の輪っかを眺めて。

こんにちは。

 

とうとう大阪にも雪が降りました。普通タイヤで恐々出勤しました。午前中にはもうやんで、さっきお昼休みに近くの郵便局へ歩いて行くときは、もうすっかり普通の道になっていました。

 

雪国の皆々様、ほんとうに大変なことです。雪かきの様子などをブログで読ませてもらいながら、ほんとに、自然のなかで暮らしていくというのは、大変な、大変なことなのだなぁと想像しました。そこらじゅう、筋肉痛になっちゃったかもしれないですね。ゆっくり養生する間もなく、いろいろ動いておられるのかな。う~~ん、気がかりだぁ。

 

前回の記事への、皆々様からのコメント、一緒に働いているスタッフにも読ませてあげたい気持ちになりました。それと、うちのかわいい(親バカ御免)相棒ちゃんへのありがたいお言葉の数々に、自分のことを言ってもらえるより100倍キュンとなりました。ありがとうございます。皆々様へのお礼のお返事のつもりで、この短い記事を書かせてもらいます。

 

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週末は、新型コロナ関連で、スタッフから何度も報告やら相談の電話が入り、大袈裟でなく、おトイレにもお風呂にも、仕事用のケータイを肌身離さず持ち歩く状態でした。24時間365日動いてくれているスタッフが、せめて不安にならないように、お休みの日にも、「何かあったらいつでも相談して」という体制をとっています。楽じゃない、けど、自分が全然知らないところでスタッフが大変な思いをしているよりはずっといいんです。まぁ、実際には、「気持ちの問題」程度なんですけどね。みんなしっかり者だから♡♡♡

 

という具合なので、決して気は抜けないのだけど、でも、ずっと張り詰めていてはもたないので、お休みの日には、できるだけリフレッシュしようと思ってます。

 

この週末は、何年振りかに石油ストーブを引っ張りだしてきて、灯油をガソリンスタンドへ買いに行って、私の部屋で使い始めました。いままでは、台所にガスストーブ、それぞれの部屋にエアコンだけだったのだけど、やっぱり、一番あったかいのは、眺めも含めて、石油ストーブなんですよね。

 

久しぶりなので、ちょっと最初のお手入れに手間取りましたが、程なく、きれいな「炎の輪っか」ができました。

 

「疲れたときは甘いもん」。チョコレートが濃厚なタルトを買ってきて、いちごと一緒に盛りつけて、アールグレイをポットにたっぷり。

 

ストーブのそばまで小机を動かして、足を伸ばして堪能しました。

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(カラシ色の靴下の足、わたし)

 

ストーブに引き寄せられたのか、まったりしているわたしに引き寄せられたのか(笑)、相棒ちゃんもやってきました。

 

そして、おなじタルトと紅茶を、相棒ちゃんが撮ると、こんなかんじになりました。

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(一人用の丸テーブルを窓辺に動かしてました)

 

 

写真が若いなぁ。カッコいいなぁ。

 

お互いの写真を見比べてあれこれおしゃべりしながら、しばし、平和なティータイム。

 

 

そう、これぐらいのしあわせが、みんなのもとに届く、そんな社会でありたい。

 

1食何万円もするようなご馳走はいらないから、大事なひとと、ストーブにあたりながら、ちょっとおいしいものを食べて、まったりできる。それで十分。

 

ひとが宇宙にまで行けるこの時代、このちいさなしあわせをみんなで味わうことは、そんなに難しいことなんだろうか。

 

豊かさって、なんなのだろうか。

 

やさしさって、なんなのだろうか。

 

 

 

 

あったかい炎の輪っかを眺めながら、そんなことを、考えた、お休みの日の午後でした。

 

さぁ、息を吹き返して、今週も元気でがんばりますよぉ。

 

皆々様も、どうぞ元気でいてください。おひとりおひとりのことを思い浮かべつつ、午後のお仕事、始めますね。

 

またね~~。

 

コロナをめぐる、光と影。

おはようございます。

 

ゆうべ、水道管の凍結防止の策を、一応講じたつもりなのだけど、やっぱりお湯が出ないです。氷のなかに手を浸けるみたいに冷たいお水で顔を洗って、飛び上がっている、ヤワなわたくし。雪国のお友だちのみなさま、今朝もきっと雪かきなんだろうなぁ。怪我しないようにね。それしか言えないのだけど、でも、繰り返し言いたい☺☺☺

 

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昨日、コロナをめぐって、2つの出来事がありました。

 

それはまさに、光と影。

 

時系列でいうと、影と光、でした。

 

仕事場で、午後、ボスに呼び出されました。なんとなくいやな予感はしたのですけど、現実はそれを超えていました。

 

新型コロナウイルスの恐怖と日々向き合いながら仕事をしてくれているスタッフにたいする中傷のはがき。

 

・・・・・言葉が出ない。

 

・・・・・信じられない。

 

・・・・・悔しい。

 

・・・・・哀しい。

 

・・・・・負けられない。

 

このブログを読んでくださる皆さんは、十二分にわかってくださってるって思ってます。応援していただいていること、ほんとにあったかく、心強く思っています。毎日感謝しています。

 

だから、みなさんに言いたいわけじゃないのだけど、今日だけ言わせてほしいです。

 

わたしの職場は、新型コロナウイルスの患者さんを直接的に治療・ケアする機能は持っていません。だから、本当に危険に直面しながら、疲労と不安とに潰れそうになりながら、そしてご自分の家族のことを後回しにしてしまっていることに心を痛めながら、それでも「治したい」「少しでも楽にしてあげたい」という、わきあがる思いで患者さんやご家族に向き合っている「コロナ病床」のスタッフの皆さんの大変さを見聞きするたび、胸がぎゅっとなる。

 

だけど、いま、がんばっているのは「コロナ病床」のスタッフだけではありません。確定診断がついていない発熱患者さん、新型コロナの院内発生のために転院を余儀なくされた患者さん、新型コロナの治療が終わったけど、ご自宅に帰る体力が戻っていない患者さん、そしてもちろん、それぞれの持病のために通院したり、入院なさる患者さん、そしてそのご家族を治療したり、看護したり、支援するために、日本全国でたくさんのひとががんばっています。医療従事者、と括るのも、わたしには抵抗があります。医療従事者じゃなくても、たとえば受付のスタッフ、ソーシャルワーカー、ケアマネージャー、介護を担うみなさん、地域で見守り活動をしてくださっているみなさん、挙げればキリがないぐらい、いろんなひとたちががんばっています。

 

そのひとたちを、応援こそすれ、どうして誹謗中傷できるのか、わたしにはわからない。自分が普段の買い物に行くことも、子どもたちを遊びに連れて行くことも、高齢の親を訪ねることも、少しの息抜きをすることも、いつも緊張のなかで、自粛モードに締め付けられ続けているひとたちのことを、労いこそすれ、どうして「お前がそんなことするから、感染が拡がるんだ」なんて言えるのでしょう。

 

絶句してはがきを手に取って何度も読み返し、ものすごくびっくりして、ものすごく哀しくて、悔しいけど、でも、わたしは変わらず堂々と、活き活きと、スタッフと一緒に、仕事をしていくのみだと思いました。このはがきを送ってきたひとも、わたしたちの、この仕事によって支えられているひとのひとりです。お気づきでないかもしれないけど、間違いなく、そうなんです。だから、毅然と、堂々と、そして自信をもって(傲慢ということではけっしてないです)がんばっていこうと思いました。

 

・・・・・そんなことがあって、帰宅して、晩ごはんの豚汁を作っていたら、焼き鳥屋さんでバイト中の相棒ちゃんからLINEがきました。

 

 

おかあさん、お店にお客さんぜんぜん来ない。店長がかわいそうやから、〇〇たちが焼き鳥を注文して、自分で焼いて、持って帰ることにしてん。だから、おかあさん、何が食べたいか、選んで。

 

 

 

お店のメニュー表の写真と一緒に送られてきたメッセージに、ちょっとびっくりして、そしてじわっと泣きそうになりました。

 

相棒ちゃんは、この焼き鳥屋さんでのバイトで、店長さんをはじめ、店長さんの妻さんやバイトのセンパイたちにもかわいがってもらい、「時給は安いし、お客さんが少なかったら『もう帰ってええで』とか言われて、給料ぜんぜん少ないけど、でも、なんか楽しいから行きたい」と思える場所です。おそらく数日中に大阪にも緊急事態宣言が出されるので、そうしたら、また「開店休業」状態に陥るであろう、「ザ・中小規模飲食店」。相棒ちゃんとそのバイト友だちは、高校生ながら、店長さんご夫妻の窮状を想像したのだと思います。そして考え付いた「自腹で出前」。

 

喜んで、全力で賛同しましたよ。相棒ちゃんには「お任せコースで、〇〇がおかあさんの好みを考えて選んでくれたらええよ」と返事しました。相棒ちゃんからは「オッケー」とひとこと返信(笑)。

 

で、凍えそうになりながら、顔を真っ赤にして帰ってきた相棒ちゃんの「出前」。

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寒さのせいで、すっかり冷たくなってたけど、でも、なんかねぇ、うれしくて、ありがたくて、ホカホカに感じました。

 

正直なところ、最近、お勉強のほうはイマイチです。生活態度も、「1分でも長く布団の中にいたい」路線を邁進中で、来年高校3年生とは思えない(笑)。だけど、なんかねぇ、それよりももっと、ずっと、大切なこと、ちゃんと培ってくれてる気がして、ものすごく誇らしかった。「釣りはいらねえぜ」と、300円だけ(笑)お駄賃にして、出前代をお支払いしました。

 

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きっと、新型コロナをめぐる混乱は、まだまだ続くと思います。そうしている間に、コロナをめぐる影の部分はどんどん濃くなっていくことを心配します。影どころか、闇になってしまいそうな気さえする。そして、そのなかでひとの暮らしや、果てはいのちが壊されていくかもしれないことを、いまの政治の中枢にいるひとたちは、積極的に黙認しているのではないかとさえ思えます。

 

でも、その影や闇に光をあてていくのは誰なのか。

 

その可能性を一番握っているのは、一部の権力者ではなくて、本当はわたしたちひとりひとりなのではないかと、ゆうべの相棒ちゃんの「自前で出前」に触れて、そう思っています。

 

なんだか、俄然元気が湧いてきました。

 

寝坊の相棒ちゃんにも、やさしくできそうだ(笑)。

 

皆々様にも、いつもながら、ありがとうをお伝えしたいです。こうやってささやかな発信を続けられる、その原動力をくださり、心から感謝します!!

最近の、うちのお弁当事情。

こんにちは。

 

朝の支度をしていたら、友だちから「こんなに降ってるよ」って写真と一緒にLINEがきました。車の上に、山盛りの雪。「こんもり」どころの話じゃなかったです。お庭の木にもどっかりと積もった雪。わたしのほうは、朝、給湯器のお湯が出なかった以外は大きな被害もなく、こんなに狭い国なのに、暮らす場所によってこんなに違うんだなぁって、あらためて痛感しました。「気を付けて仕事に行ってよ?」って念をおしました。ほんと、雪国の皆々さん、大変だけど、くれぐれも気をつけてね。

 

わたし、お弁当は割とカラフルに入れるのがこだわり。

 

・・・のはずだったんだけど、最近、ちょっと違ってて。

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どーんと、内容重視(笑)。

 

そもそも、相棒ちゃんが「野菜いっぱいにして」って言い始めたんですよ。そこから変わってきちゃったんだわ。今日はまだマシなほうだけど、もっと野菜満載が最近の彼女のご希望。

 

となると、1つのお弁当箱に全部のアイテムを入れるのがとっても難しいのです。

 

で、単品でちっちゃい容器に詰めることになり、

 

な~んか、かわいくないお弁当になっておりますんです。

 

とくに今日は、玄米ごはんです。

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前の晩から洗っておいて、朝から圧力鍋で15分。圧力が下がるのを待って開けてみたら、久しぶりに炊いたせいか、お水多め???

 

でも、冷めてからいただくと、このモチモチ感がたまらんよ~。おいしい。甘い。ちょっと見た目が美しくないから、相棒ちゃんはどんな感想かな。帰ったら訊いてみよっと。

 

お野菜は、やわらかくて、これまた甘~いほうれん草をゴマ和えにして、ちょっと苦みのあるスプラウトといっしょに。

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かわいくはないけど、でもおいしいっっ!!

 

やっぱり、寒い冬のほうれん草は、おいしいです。

 

雪に苦労している友だちのことを思い浮かべながら、大変だなぁって想像しながら、でも、ほうれん草のおいしさにはニンマリしてしまう。

 

自然の恵みに感謝しつつ、そして同時に自然を畏れて、よく噛んで、いただいております。そして、頭のなかは、すでに、晩ごはん。

 

何作ろっかなぁ~~~。

 

我が家の食欲、健在にございます!!

 

 

やさしい音に、こころを鎮める。

こんばんは。

 

東京などに緊急事態宣言を再び出す旨、首相が発表する様子を生中継で聞きながら仕事から帰宅する車を運転しました。本当に、人々の暮らしを直撃する内容を発表するには、あまりに心の動かない「言葉の羅列」にうんざりました。「失業率は、先進諸国のなかでも低い水準で推移している」ことを自慢げに、「在宅ワークの推進」を当たり前みたいに、「休業要請に応じない店は店名公表」を切り札みたいに。こんな人たちに政(まつりごと)を託している自分自身に、ものすごく苦いきもちになりました。

 

帰宅して、相棒ちゃんと一緒にお鍋をつついて、長めにお風呂に入って、自分の部屋で寝る前のすこしのリラックスタイム。

 

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今日は、仲良くしていただいているきょうこさんが紹介してくださってた森田童子のあと、サイモン&ガーファンクルを聴いています。

 

もっとひとにやさしい社会にならないものか。もっとひとを大切にする政治ができないものか。考え出すと、こころがぎゅーっと苦しくなります。「やってられへんわ」と思えてくる。でも、そんな気持ちのままでお布団に入りたくないのですよね。考えることはやめたくないけど、でも、寝る前の自分には、やさしい音を聴かせてあげたい。

 

こころを鎮めて、明日に向かって、いい眠りを。

 

でも、やっぱり、考えが巡ってしまう。こんなささやかなことさえままならないひとが、この寒い寒い夜に、たくさんいるのだろうな。

 

「当たり前」じゃない、このあったかい部屋とお布団と、いい音楽を、噛みしめなくちゃ。

 

また明日。

 

おやすみなさい、皆々様。

おさまるべきところに。

こんばんは。

 

今日は、心待ちにしている荷物が届く日でした。

 

わたし用のレコードプレーヤー、買ったんです。

 

というのも、いままでは頑固一徹おかんが奮発して買った立派な立派なスピーカーとアンプとレコードプレーヤーを使わせてもらってたのだけど、それを全部このお正月に、おかんの今の住まいへ移したんです。なんていうのかな、やっぱり、おかんの思い入れがあるものだから、おかんの手元に置いて、おかんが楽しむのが本当の姿だと思ったんです。

 

おかんは、本当はいまの団地に引っ越した時点ですでに、わたしが想像していた以上に、そのオーディオセットでレコードを聴くことを欲していたようで、私が住ませてもらってる家(もとはおかんが建てたのですけど、紆余曲折あり、いまはわたしと相棒ちゃんの住まいになっていて、おかんは別のところにひとりで暮らしてます)に置いてあることによって、聴きたいときに自由に聴けないことへの苛立ちをずっと静かに募らせていたのです。そのことをめぐって、年末年始にけっこうハードな衝突をしてしまい、その衝突を収束させる過程で、「そうだ、おかんのオーディオなんやから、おかんのところにあるべきだ」と思い立ち、「運んであげる」と言ってくれた頼もしい助っ人に甘えさせてもらって、フルセットを移動させたというわけなのです。

 

一人暮らしには十分すぎる広さの団地のリビングに設置したオーディオたちは、なんというか、「おさまるべきところにおさまった」という雰囲気を醸し出して、そして、思っていた以上に、いい音を響かせてくれました。おかんの喜びようといったら、もう、笑っちゃうぐらいでした。そりゃそうだよね。もっと早く気づいてあげればよかったね。ちょっと時間はかかったけど、でも、本当の持ち主のところに落ち着いて、よかったなぁって思いました。

 

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でも、そうすると、今度はわたしのほうが、喪失感に包まれてしまいまして・・・。あんな立派なセットじゃなくても、いまのわたしが、気軽に、朝も、夜も聴ける、そういうのを買おうと思って選んだお品が、今日届いたという次第。

 

晩ごはんを早めに済ませて待ち構えていたら、予定通りの時間に配達してくれました。ワクワクしながら梱包をほどき、わたしの部屋のタンスの上にセッティングしました。

 

で、記念すべき「聴き初め」の1枚は、やっぱりビートルズにしました。

 

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いやぁ~~、イイわ、とてもイイ。

 

おかんのオーディオとはまるで別モノの音だけど、でも、なんというのかな、「わたしらしい音」のような気がしました。これから、もっともっといっぱいレコード聴きたいな、とすごく思いました。

 

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夜のデザートは、おかんがつくってくれた黒豆とおつゆで「黒豆ゼリー」に挑戦しました。自然な甘さがやさしくて、さらに豊かな気持ちになれました。

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おかんとは、ほんとに、ちっちゃな衝突からド派手なケンカまで、いろいろやらかしてしまってますが、それでも、もちろん、やっぱり、母娘ですから、わかりあえたり、喜ばせてあげたり、そういうひとときを求める気持ち、あります。

 

そして、ちょっとでも、そういうひとときをもてたら、自分の心も、とても穏やかになれるんだなぁって、お茶をすすりながら、しみじみ、つくづく、思っています。

 

・・・・って、レコードプレーヤーのはなしだったか、母娘のはなしだったか、わからなくなっちゃいましたが(笑)、そんなかんじ、です。

ひとを、諦めたくない。

こんばんは。

 

昨日、新年早々、仕事関係でとても残念なことに直面しました。どう対処するか、丸一日考えて、やっぱり、伝えるべきひとに、伝えるべきことを、面と向かって伝えようと決めました。

 

紙に自分の考えをメモして、何が言いたいのか、何をわかってほしいのか、怒りに支配されそうな自分の頭のなかを整理して、内心はかなりバクバクだったけど、でも、できるだけ落ち着いて話しました。

 

正直ね、「こんなにもわかってもらえてなかったのか」と思いましたが、それは、とりもなおさず「伝えられてなかったわたし」に返ってくるハナシなのですよ。そのことを、相手に向かって話している最中にも、あらためて痛感しました。

 

わたしの仕事は、ひととの関係を、諦めたら、そこで終わってしまうと思っています。迎合はしないけど、でも、働きかけるのをやめたくない。もちろん、とてもしんどいことだけど、でもね、それがわたしの仕事。

 

しかも、きっと、とても好きな、仕事。

 

さぁ、相棒ちゃんとあったかいココア飲んで、ほっこりして、明日もがんばります。

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おやすみなさい。

 

「手」を鍛える一年に。

皆々様、こんにちは。

年末年始、いろいろありまして、久しぶりにブログを書こうという気持ちになれた今日。遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2020年の締めくくりと、2021年の幕開けは、大掃除をやめたり、おせちを作らなかったり、元旦の朝を家族揃って迎えなかったり、「今までやってきたことを、やらなかった」という点と、10数年ぶりの初詣に、痛いぐらいの冷たい風を切って自転車で出かけて、そこで「おみくじ」をひいてみる、なんていう「今までやったことなかったことを、やってみた」という点で、静かに、じわじわと、とても新鮮でした。

 

大掃除を手放す代わりに手に入れるはずだった「ゆっくりした時間」は、大晦日に思いがけなく勃発した家族のなかのごたごたでどっかに吹っ飛んでしまったのだけど、いつか向き合わなければならなかったことなので、過ぎてみれば、むしろ、それでよかったのだと思います。

 

緊急用の携帯電話は肌身離さず持っていたけど、新型コロナウイルスに関連して仕事場から呼び出しがくることも結果的にはなく、仕事始めの今日も、大きなハプニングの報告のない、穏やかな滑り出しになりました。

 

まとまったことは、なんにもできなかった年末年始だけど、いろんなことの合間合間に、静かに物思いにふけることはできました。それができたことが、ここからの1年にとって、すごく意義深いことのような気がします。

 

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今年は、「手」を鍛える一年にしたいです。

 

ひとつは、「手書き」。仕事の手帳とは別に、プライベート用の手帳を1つ買いました。1日1ページのタイプ。その日の振り返りでも、むしろ「未来」のことでも、なんでもいいので「手書き」をしてみようと。お気に入りのシールを貼ったり、色鉛筆でちょこっと絵を描き添えたりも、してみようと。

 

それから、「手芸」。手編みや、刺繍や、ちょっとした革細工とか、準備していたことはいくつもあったのに、ぜんぜん進んでないのです。今年は、ちょっとだけでも、そういうことをしたいと思える環境をつくりたいです。

 

そして、変わらず「手料理」。サボる日もあっていいけど、冷蔵庫の中身と対話しながら、おいしいおかずを生み出したいです。

 

最後に、「次の一手」を、逞しく、いつも持っていたい。仕事でも、くらしの中でも、自分から一歩踏み出す、コケそうになってもポケットから「次の一手」をひょいっと取り出せる、そんなわたしになりたいです。

 

初日の出は、家のそばで。

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おせち料理の代わりに、いろんなおいしいものを作って、食べました。きょうも、お弁当持ってきました。

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初詣も新鮮だった。

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おみくじは「小吉」。

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冷えた体にしみわたった、甘いぜんざい。

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そんなわたしのお正月、でした。

 

 

皆々様の、それぞれのカラーがはじけたお正月を想像しながら、

 

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。