皆々様、こんにちは。
年末年始、いろいろありまして、久しぶりにブログを書こうという気持ちになれた今日。遅ればせながら、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年の締めくくりと、2021年の幕開けは、大掃除をやめたり、おせちを作らなかったり、元旦の朝を家族揃って迎えなかったり、「今までやってきたことを、やらなかった」という点と、10数年ぶりの初詣に、痛いぐらいの冷たい風を切って自転車で出かけて、そこで「おみくじ」をひいてみる、なんていう「今までやったことなかったことを、やってみた」という点で、静かに、じわじわと、とても新鮮でした。
大掃除を手放す代わりに手に入れるはずだった「ゆっくりした時間」は、大晦日に思いがけなく勃発した家族のなかのごたごたでどっかに吹っ飛んでしまったのだけど、いつか向き合わなければならなかったことなので、過ぎてみれば、むしろ、それでよかったのだと思います。
緊急用の携帯電話は肌身離さず持っていたけど、新型コロナウイルスに関連して仕事場から呼び出しがくることも結果的にはなく、仕事始めの今日も、大きなハプニングの報告のない、穏やかな滑り出しになりました。
まとまったことは、なんにもできなかった年末年始だけど、いろんなことの合間合間に、静かに物思いにふけることはできました。それができたことが、ここからの1年にとって、すごく意義深いことのような気がします。
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今年は、「手」を鍛える一年にしたいです。
ひとつは、「手書き」。仕事の手帳とは別に、プライベート用の手帳を1つ買いました。1日1ページのタイプ。その日の振り返りでも、むしろ「未来」のことでも、なんでもいいので「手書き」をしてみようと。お気に入りのシールを貼ったり、色鉛筆でちょこっと絵を描き添えたりも、してみようと。
それから、「手芸」。手編みや、刺繍や、ちょっとした革細工とか、準備していたことはいくつもあったのに、ぜんぜん進んでないのです。今年は、ちょっとだけでも、そういうことをしたいと思える環境をつくりたいです。
そして、変わらず「手料理」。サボる日もあっていいけど、冷蔵庫の中身と対話しながら、おいしいおかずを生み出したいです。
最後に、「次の一手」を、逞しく、いつも持っていたい。仕事でも、くらしの中でも、自分から一歩踏み出す、コケそうになってもポケットから「次の一手」をひょいっと取り出せる、そんなわたしになりたいです。
初日の出は、家のそばで。
おせち料理の代わりに、いろんなおいしいものを作って、食べました。きょうも、お弁当持ってきました。
初詣も新鮮だった。
おみくじは「小吉」。
冷えた体にしみわたった、甘いぜんざい。
そんなわたしのお正月、でした。
皆々様の、それぞれのカラーがはじけたお正月を想像しながら、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。