のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

やさしい音に、こころを鎮める。

こんばんは。

 

東京などに緊急事態宣言を再び出す旨、首相が発表する様子を生中継で聞きながら仕事から帰宅する車を運転しました。本当に、人々の暮らしを直撃する内容を発表するには、あまりに心の動かない「言葉の羅列」にうんざりました。「失業率は、先進諸国のなかでも低い水準で推移している」ことを自慢げに、「在宅ワークの推進」を当たり前みたいに、「休業要請に応じない店は店名公表」を切り札みたいに。こんな人たちに政(まつりごと)を託している自分自身に、ものすごく苦いきもちになりました。

 

帰宅して、相棒ちゃんと一緒にお鍋をつついて、長めにお風呂に入って、自分の部屋で寝る前のすこしのリラックスタイム。

 

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今日は、仲良くしていただいているきょうこさんが紹介してくださってた森田童子のあと、サイモン&ガーファンクルを聴いています。

 

もっとひとにやさしい社会にならないものか。もっとひとを大切にする政治ができないものか。考え出すと、こころがぎゅーっと苦しくなります。「やってられへんわ」と思えてくる。でも、そんな気持ちのままでお布団に入りたくないのですよね。考えることはやめたくないけど、でも、寝る前の自分には、やさしい音を聴かせてあげたい。

 

こころを鎮めて、明日に向かって、いい眠りを。

 

でも、やっぱり、考えが巡ってしまう。こんなささやかなことさえままならないひとが、この寒い寒い夜に、たくさんいるのだろうな。

 

「当たり前」じゃない、このあったかい部屋とお布団と、いい音楽を、噛みしめなくちゃ。

 

また明日。

 

おやすみなさい、皆々様。