のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

きれいなパジャマときれいな顔で。

相棒ちゃんの今回の臨床実習が半分終わって、ゆうべは久しぶりに小学校からの友だち(彼女も看護学生)に会ってリフレッシュしてきたみたいだ。

 

卒業までにはまだいくつも臨床実習があるし、その先にはもちろん国家試験があって。ここから先の一年は本当に大変な日々であるはずなんだが、当のご本人さんはさほど動じもせず、笑ったり愚痴ったり、半分泣いたりしながら、そして、しっかり食べて、日々、おられる。ご立派というほかないわ、と思うほど。

 

その相棒ちゃんが受け持たせていただいている患者さんを囲んで、週明けに主治医、娘さん、妻さんと担当看護師や社会福祉士、そしてそこに看護学生も同席させていただいての、今後の生活についての話し合いがあるらしい。

 

その席でどんな話の方向性が出されるのかは、わたしも知らないのだけど、相棒ちゃんの言ったことに、すごく感動した。

 

 

お母さん、◯◯はな、その話し合いのときに患者さんにきれいなパジャマを着て、目ヤニのついてないきれいな顔でおってもらいたいねん。だから、実習計画にそのことを盛り込むつもり。大事なお父さんやしな、旦那さんやんか。患者さんだって、ちょっとでもシャンとしてるとこ見せたいやん。だから。

 

 

その通りだと思う。いやー、そこに関心が向いてくれたことをすごくすごくうれしく思ったし、学校で、実習で、いい学びをさせてもらっているんやなぁと感謝した。

 

その芽を、すくすくと伸ばしていけるような現場を、働く場所は違えども、センパイとして創っていかなくちゃな。

 

そんなことを考えながら、まだ爆睡中の相棒ちゃんはほっといて、遅めの朝ごはんを、ひとりで食べています。

 

f:id:nonchi1010:20240128094822j:image