今日は午前中から相棒ちゃんと一緒に頑固一徹おかん宅へ新年の挨拶に行ってきた。
揃って食事することを楽しみにしてくれているので、元旦のお昼ご飯をおかん宅でよばれるのが恒例。
今年は、年末にやり残した台所とリビングのカーテンレールの掃除とカーテンの吊るし替えも。
前半は、注文しておいたおせちを囲んで、掃除を挟んで後半におかんの手料理登場。
バラ寿司(ちらし寿司、とも言うのかな)と、お雑煮風お味噌汁。
なんで「お雑煮風お味噌汁」なのか。
「うちはお味噌仕立てが伝統なん?」とおかんに尋ねたことがあるのだけれど、それに対するおかんの答え、まさに「徹頭徹尾」ですなぁと思った。
「もともとは、すまし汁やってん。けどな、あんたらが生まれてからは、伝統よりも栄養やから、わたしの考えで『野菜たっぶりで、体にええ味噌仕立て』に変えたんよ。」
だからいつも「野菜だらけ」だったわけだ。
あらためて思う。
料理って、生き方を映すんだ。
何をどんなふうに料理して食べるか。
それは、とても大切な営み。
変わらない「お雑煮風お味噌汁」に、そのことを再確認させてもらった。
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夕方帰宅して、洗濯をしようとしたところで、地震がきた。大阪でもかなりの時間、ゆるく、でも大きな揺れ幅だった。リビングの窓のカーテンがゆーらゆーらと長く揺れた。
元旦の、しかも、夜にかけての余震と津波の不安。
眠れない夜を迎えているだろう人たちの無事を願わずにいられない。