のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

ごはんのタイマーと、電車の音と。

昨日、相棒ちゃんが塾で遅いお帰りだったので、仕事のあと、「音とも(音楽ともだちを略して、今日からこう呼ぶことにしたの)」と2時間ばかり喋り込んだ。最近、仕事で「ボス」と呼んできた「運命共同体」的な存在の上司と些細なことがきっかけで「あ、通じ合えてないな」と思うことがあり、その感覚がどんどん本格化してきてしまっていること、そのことが仕事への熱量に大きく影響していること、そういう悶々とした状況のなかで、時間的に音楽にどっぷりというわけにはいかないけど、気持ちの部分では「わたしは何をしたいのか」を音楽のなかに浸りながら考えていきたい、追求していきたい旨を話した。「音とも」は、「その葛藤が、これからののんちゃんの『声』とか『音楽』を創っていくんちゃうかな」と返してくれた。

 

「わかる、わかる」と言われるよりも、ストンときたし、気持ちの切り替えができた。相棒ちゃんが帰宅するまで、残り1時間を切っていたけど、「きょうの声」でちゃんと歌っておこうと思ったので、新調したヘッドフォンをつけて臨んだ。

 

でも、途中、笑っちゃうような「邪魔者」が入った。

 

ひとつは、相棒ちゃんの帰宅に合わせて土鍋で炊いたごはんの「蒸らし」の終わりを知らせるタイマーの音。もうひとつは、近くを走るJRの快速電車の「ガタンゴトン」の音。

 

でも、それがまた、なんとも「わたし」らしいなぁと思った。

 

そうなんだよ、暮らしながら、働きながら、ごはん作りながら、家族の帰りを待ちながら、歌うのだ。

 

**********

朝からPTAの委員さんたちに連絡メールを送ったあと、ちょっと冷めたコーヒーを飲みながらこのブログを書いていたら、相棒ちゃんがのそのそっと起きてきた。

 

「おかあさん、ヘッドフォン聴かせて」というので、試聴させてあげたら「おぉ~~、からだが震えるなぁ」とな。

 

やろ? やろ? そんなかんじ、まさに。

 

f:id:nonchi1010:20210627091702j:plain

 

・・・・っていうか、後頭部が、まるでわたしだ(笑)。