こんにちは。
今日もいい天気（すぎる）。
学校が完全に再開になって、びっくりするぐらい重たいリュックを背負って、ほとんど元通りになってしまっている朝のラッシュにもまれて登校する相棒ちゃん。
若いからできるのね、と思いながら見ているけど、そりゃ、やっぱり疲れるんだと思います。昨日の朝、結構ど派手に怒り飛ばし、しかも途中からは、完全に感情に任せて、感情にジャブジャブと流されて、相棒ちゃんを責め立てました。
思えばね、疲れてるんだもん。もうちょっとやさしくしてあげればよかった。昨日の昼間、仕事をしながら、何度もそう思いました。やっぱり、４月から今まで、外出することもはばかられ、やりたいことを探す冒険も許されず、先生側も明らかに不慣れななか送られてくる宿題をやっつけながら、日々を過ごしてきたことは、並大抵のことではなかったんだよね。
なので、ゆうべは相棒ちゃんのリクエストにお応えしたメニュー「チーズダッカルビ」にしました。ホットプレート一面にごま油をたっぷり敷いて、甘辛たれでぎゅぎゅっと揉んだ鶏むね肉と、大量の玉ねぎと、にらとジャガイモを広げたところで蓋をしてしばし待機。お肉に火がとおったら、とろけるチーズをこれまた一面にたっぷりとかけて、再度蓋をしてチーズがトロッとするまでガマン。
出来上がったら、もぉ、ふたりとも大興奮（笑）。ノンアルビール（わたし）と冷たいお水（相棒）片手に、がつがつと、いただきました。
食べながら、「今日は、乱暴なこと言うてしまってごめんな」と切り出すと、「いやいや、〇〇もあかんかってん。いらん口ごたえ、せんかったらよかってん。お母さんだけ悪いんじゃない」って。
なんか、あっさりと、さっぱりと、すっきりと、仲直り。
詫びは早いうちに言え（笑）。
これ、我が家の家訓にしよっと。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
食後は、ふたりで、いま大好きな韓国ドラマ『愛の不時着』っていう作品を観ました。ドラマのメインは、もぉ、相棒と一緒にキャーキャー悶絶してしまうような、素敵な素敵なラブストーリーなんですけども、実はドラマの場面の半分以上が「朝鮮民主主義人民共和国の片田舎のまち」を舞台に展開されます。
もちろん、フィクションですから、「ありえない」と思うこと、満載です。何度も命の危険をくぐり抜けて、そのたび想いが深くなり、最後は…っていう、「お約束」な展開ではあるのだけど、朝鮮のふつうの市民のふつうの暮らしがいっぱい出てくるんです。わたしが今まで観た韓国ドラマのなかでは、初めてだと思う。「ふつうのひと」の「ふつうのくらし」。そのなかにちりばめられた「人と人とのつながりのあたたかさ」。決して裕福ではないけど、でも、とてもあったかいのです。これね、その描写によって視聴率をとれるって思わなかったら、きっと実現しなかったと思う。いまの韓国の「ふつうのひと」たちは、この朝鮮の片田舎のまちに暮らす「おなじく、ふつうのひとたち」を、自然に受け止めたんだな、って思うと、すごくうれしい気持ちになりました。だってね、本当はね、元々はね、ひとつだったんだから。それが離れ離れになって、こんなに時間が経って、だけど、やっぱり、ひとつなんだから。当たり前といえば、当たり前なんだと思います。
それで、このドラマね、音楽もほんと、すばらしいんですよ。
詳しく書くのはやめておくね。もしご覧になる方がいらっしゃったら、最初っから、ゼロから、たのしんでほしいので。
でも、一番好きな曲だけ、字幕付きをみつけたので貼り付けておきます。
【OST日本語字幕】Flower / ユン・ミレ（윤미래）/ 愛の不時着（사랑의 불시착）OST part.2
（動画はYouTubeから拝借いたしました）
相棒ちゃんもわたしも、それぞれの心に響くシーンでぽろぽろ泣きながら、晩ごはんのあと、だいぶ長い時間、一緒に観ました。
なんかね、いい「仲直りの夜」だったです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
そして、今朝はまた、いつもどおり、どたばたと始まりました。
今日は「お弁当３（さん）」の日です。
豚肉の薄切りと玉ねぎを、自家製ミートソースをベースにお醤油とお好み焼きソースをプラスして、コッテリ味に炒めました。久しぶりに夕方スーパーで「切昆布」が残っていたので「昆布とちくわの甘辛煮」を作りました。あとは、モロッコいんげんの胡麻和え。白ごはんの上には、ニンジンのお漬物をのせてます。
相棒ちゃんのごはんは少な目で、お漬物なし。朝は「おかずがおいしすぎる」と、白ごはん抜きでおかずだけ山盛りにして食べてました（笑）。
やっぱり、朝はこうでなくっちゃ。
でも、「共同生活者として、ちゃんと自分にできる範囲での役割分担はする」っていう、わたしの願いは、一応響いたみたいです。ちょこちょこっと、お手伝いしてました。少なくとも「自分のことだけ、考えてます」っぽくは、なかった（笑）。
もうすぐ、教室でお弁当を広げる頃かな。
「おかあさんは、いろいろがみがみとうるさいけど、でも、根っこのところでは、〇〇のことが大事やし、大好きなんやでぇ～～」ってことが伝わるといいな、と思います。
