のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

お揃い(笑)。

わたしは、その昔、「買い物依存症」に近い状況だったことがある。年齢でいうと20代後半。買った物は服が一番多かったと思う。つぎ込んだお金がいま手元に残っていたら・・・なんて考えるだけ無駄なのだけどね、でもふと考えると、ほんといやになるわ。

 

その後、いろんなことを経て、いまは自分の服はあまり買わなくなった。ただ、相棒ちゃんにはとても甘い。頑固一徹おかんのキビシイ子育て方針のおかげで、わたしは自分の好きな服を自由に買えるようになったのは就職してから。学生時代に服を買ってもらえなかったわけではないけど、「シンプルで流行に左右されないスタイルが一番」というおかんのメガネにかなわなければならなかったので、服を買ってもらうことが、そんなにハッピーではなかった。その反動かな。相棒ちゃんには、いま着たいと思う服を着せてあげたい、と思ってしまう。もちろん、その昔のように浪費はしてない(できない、笑)が、自分に対してよりは、明らかに「財布の紐がユルい」。

 

それと、もうひとつ、自分の服をそんなに買わなくなったのは、なんていうか、「何を着ても、自分のイメージどおりにならない」ことが寂しいから、なのですよ。とくにここ数年、明らかに体型が変化してきて、Tシャツ一枚とっても、なんか違うのですよ。気に入って買ったつもりなのに、「あれ?」ってがっかりすること、増えてきた。そうすると、自分の買い物にもちょっと自信が持てなくなってきて、相棒ちゃんの買い物になら、根気よく付き合えるわたしが、自分の服となると、昔みたいにパワーがみなぎらなくなってきた(笑)。

 

でもね、これはとても危ないサインだと感じてもいる。諦めたら、どんどん服が似合わなくなる。おしゃれへの熱が冷めていく。それ、やっぱり、さみしいと思う。せっかく音楽だって始めたのだし、50代の「いまのわたし」がちょっとでもキラっとするスタイルをみつけていきたいよな、って思う。

 

そんな気分で、今朝は珍しくピンク色を羽織って、スニーカーもピンクにしてみた。

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そしたら、仕事場の近くのおうちの庭に、おんなじピンクの花がいっぱい咲いていた。

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お揃い(笑)。

 

 

 

それだけのことなんだけど、ちょっと、うれしい月曜日です。