こんにちは、ご無沙汰しております。
悔しいことがいっぱいありまして、しばらく沈み込んでおりました。美しいものに触れたり、おいしいものをいただいたり、それなりに「手当て」はしてみたのだけど、正直、まだ、まだ、まだ・・・。
その時々の素直な気持ちを綴ってみようと宣言はしてみたものの、どうも、言葉が浮かばなくて、ブログからちょっと遠ざかっておりました。
もうちょっとお休みするのかな・・・、と自分でも思っていたのだけど。
スミマセン、今日は、書くわ(笑)。
気持ちの整理がつかず、乱暴な「物言い」になるかもしれないのだけど、それ、わたしのブログでは割とあること(笑)なので、なにとぞご容赦願いまする。
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昨日、就学前の子どもたちにかかわる現場。採用をめぐって・・・。
「50歳の男性でね、しかも独身なんですよねぇ」と、あるスタッフが眉をひそめたと聞かされた。
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・・・・・・・・・・・・・だから? だから、何よ。
明らか、「ちょっとどうなんですかねぇ」ってことのようだけど。
・・・笑えることに、そのスタッフも、男性。
(ただし、法律婚をしていて、子どもがいる、らしい。)
なんていうのかな、もう、噴火するように腹が立ちまして。
なに? 50歳男性、独身。
で? 何があかんの。
「そんなひとに、子どもに関わってもらうのって、ねぇ・・・」ってか?
それ、どういう意味? どういうこと?
最初、言葉も出なかったです。衝撃。唖然。呆然。
それだけの条件で、本人に会ってもないのに、なにか、いやな感情を持つ、マイナスな評価をする。
それ、あかんでしょ。おかしいでしょ。
ひとりでいようが、誰かと暮らそうが、結婚してようが、してなかろうが、そんなのそのひとの自由。
子どもがいようが、いなかろうが、それもそのひとの自由。
結婚してないから、子どもがいてないから、そんなひとにかかわってもらうのは不安、ってか?
じゃあさ、そのひとが男性じゃなくて女性でも、おなじこと、言う?
女性なら安心で、男性なら「あやしい」のか。
それ、めっちゃおかしいと、わたしは思う。
みんな、「自分の生き方」がある。
みんな、「自分」に誇りをもっていい。
50歳男性、独身。上等やんか。
文句あんのか?!
わたしは、全然、文句ないです。
子どもにかかわるのに向いてるかどうか、それは、そんなことで値踏みできることじゃないはず。
めっちゃ腹立つ。
ひとりひとり、みんな、それぞれ。
それを許さない空気は、妄言を吐いて週刊誌やテレビを賑わす人物だけでなく、実は、わたしの身近に、あなたの身近に、ものすごく根深く、根強く、あるのではないだろうか。
その空気から、解き放たれることが、まだまだ、まだまだ、まだまだ、困難をきわめる。
わたしたちは、そんな国に、生きている。