こんにちは。
仕事の環境と、家での時間のつかい方に少し変化があって、ブログを読ませてもらったり、書いたりする時間を、どこで作ろうか、工夫しながらの数日を送っています。
仕事と家と、どちらの変化もご心配をかけるようなものではなく、わたしのこれからにとってはとても大事な、歓迎すべきもの。でも軌道にのるまでは、すこし、思考も実際の行動も、あっちこっち、うろちょろとしてしまうかもしれないな、と思っています。
そんな中で、先週末に出かけた奈良は、とても素晴らしい刺激をくれました。
一番すてきだった場所のことは、また後日・・・なんて、勿体つけてしまったのだけど、その場所というのは、築100年の奈良の「町家」、奈良町にぎわいの家。
四季のうつろいを大切に味わいながら、ゆったりとした時間を静かに愉しむことの豊かさを全身で体感してきました。たまたま、ほかにお客さんがいらっしゃらなくて、「貸し切り」状態で堪能させていただいたのだけど、それはそれは、贅沢な時間でした。
ひんやりした畳の上に座って、なんにもしないで、ただ、静かに風の音を聴いたり、差し込む光を眺めたり。
その時間の、本当に、なんと豊かなこと。
いっぱい飾らなくても、いっぱい話さなくても、こんなに贅沢な時間が流れる。
もちろんね、ものすごく立派な建物ではあるのだけど、そのエッセンスの欠片でも、自分の暮らしのなかに、自分の生き方のなかに、取り込めるものがあるのじゃないかな、って思いました。
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あのね、最近、やっと思い切って、歌うことを、日常の暮らしの身近なところに持ってきました。ずっとずっとやりたかったスタイルで、ちょっとずつ、歌い始めています。そうすると、自分がいかに音楽を好きでいたかということが、すごくよくわかる。暮らしのなかに、音楽を聴くこと、歌うことを「ちょこん」と、でもしっかり定位置に据えていけたらいいなぁと思っています。
もちろんね、ごはんもつくるよ。台所が大好きな場所であることに変わりはないのです。それにプラスして、音楽を、歌うことを、暮らしのなかに。
いやぁ、豊かです、あったかいです。
いつか、シェアさせていただこうと思ってます。
気長に、おつきあいくだされば、しあわせです。
(町家でもらった刺激を、早速、おうちに取り入れてみました。ケイトウをちょこっとだけ、飾っています)