こんにちは。
お昼です。お弁当です。これを楽しみに、朝からがんばりました(笑)。
今日もお弁当は4つ作りました。
朝の通勤途中、ちょっと寄り道して、おかんの団地の近くで待ち合わせ。車の助手席の窓を開けて、お弁当を手渡して、ほんの数分の「母娘の会話」。短いやりとりのなかで、何回も「あんた、大丈夫か?無理しなさんなや?」っていうセリフが登場します。いくつになっても、「おかんはおかん」「娘は娘」なんだなぁって思いながら、聴きました。
今日のおべんとうのおかずに入れた「人参と玉ねぎの炒めたやつ」は、むか~しむかしの、おかんの「定番おかず」でした。この人参は、無農薬でとっても新鮮なおいしい人参で、玉ねぎも、柔らかい「新玉ねぎ」だから、すごくおいしい一品。シンプルに薄口しょうゆとかつお節だけで味付けしただけで、甘みもたっぷり。だけど、その昔、おかんが作ってくれたやつは、大急ぎで作るせいでしょうね、人参や玉ねぎに火がとおり切ってなくて、ちょっと硬くて、ちょっと玉ねぎの苦味が残ってて、正直、あんまり好きなおかずじゃありませんでした。でも、いまになって、真似して作りたくなるのは、あんなに忙しかったのに、「自分で作ったものを食べさせる」ことに徹底してこだわっていたおかんの姿がよみがえるからかなぁって思います。想い出ってすごいですよね。口の中に広がる味と匂いで、いろんなこと、いろんなものがよみがえるのだから。
当のおかんは、きっと想い出さない、かもね(笑)。
今朝のお弁当、おかずがちょっとかさばったので、「ギュッ」となってるのが嫌いなおかんに「ふた開けといたほうがいいかも」って伝えたら、笑っちゃう返答でした。
「いつもおいしいから、そんなこと心配せんでええ」
「・・・っていうかな、朝のうちに食べてしまうこと、多いねん(笑)」
え~~~っっっ?!
おかん、まさかの「早弁」ですかぁ~~~~?!
ニヤっとわらったおかんが、なんか、ちょっと、無性にかわいく思えました。
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週末は、うちの相棒がおかんの家へ「お泊り」に行く予定です。
たまには「誰かのためにごはんをつくる」こと、おかんにしてもらいたい。ちょっと高いところの掃除とか、相棒にがんばってもらって、きっとお小遣いなんかもらっちゃったりするのでしょうけど、それはそれで、ね。
「あげる楽しみ」「もらう楽しみ」、どっちもイイもんだと思うから。
朝、仕事場へ歩く坂道の途中の家庭菜園のえんどう豆の花がとてもかわいかったです。しんどいこと、不安なこと、腹立つこと、それは人間界のおはなしでありまして、少し視界を広げたら、わたしたちも、たくさんの生き物のなかの1種類に過ぎないということを、感じずにいられない、そんなひとときでした。
さぁ、お昼も食べたし、午後から、もうひとふんばり。
みんながんばってる。おうちにいてる人も、働いてる人も、おとなもこどもも、みんな、エライぞ!!!! うん。