のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

現場が、好きだ。

こんにちは。

朝、出かける前に書いた文章に、たくさん反応してもらえたこと、「この怒りを投票行動につなげよう」というコメントに、とても勇気づけられました。「あったかいブログ」ではありたいけれど、だけど、この社会はけっして「あったかい」ことばかりじゃない。そのことを避けて、このブログも、いつか開きたい「のんち食堂」も、ないだろうと思ってます。

 

***********

さて、ちょっと時差出勤で職場に来て、この連休は、「裏方のなかの裏方」の助っ人をさせてもらっています。

 

わたしの職場の厨房、ただいまちょっぴりピンチなのです。

 

何とか一緒に踏ん張りたい。

 

なので、わたしもエプロンつけて助っ人に入ることにしました。

 

もちろん、本来業務はあるのだけれど、なんとか、いろんなひとと役割分担しながら、だけど、この状況だからこそ、現場の最前線に入ろうと思いました。

 

厨房の、調理スペースのもっと奥、誰の眼にも触れない場所で、おかずにつかう野菜の下ごしらえのお手伝いをさせてもらっています。

 

大根の皮を剥き、丸く型を抜いて、「面取り」に「隠し包丁」。かぼちゃにだって「面取り」して、人参はお花型に抜きます。

 

ピーマンも、白菜も、お豆腐も、それぞれに決まった切り方で、丁寧な下ごしらえが施され、朝ごはんのデザートのリンゴのコンポートも全部手作りしています。

 

決して広くないスペースで、上等じゃない道具で、スタッフに指導してもらいながら、黙々とその作業をします。

 

まだ3日目なんですけども、わたし、これを「やろう」って決めた自分はエライと思いました(笑)。

 

一番目立たない場所で、こんな尊い仕事が日々続けられてきたことを、身をもって理解できて、ほんとによかったと思う。

 

「蓋を開けたときに『わぁ、きれいやなぁ、おいしそうやなぁ』って思ってもらいたいんです。そしてちょっとでもたくさん食べてほしいんです」って、現場のリーダーが言う気持ちを、あらためて大事に受け止めたいです。

 

裏口から用事で入ってきた何人かのスタッフが、まさか私がそこにいると思わないので、素通りしようとして、声に聞き覚えがあるので振り返り、「え~~~?!?!」っとなるシーンも、「どっきり」みたいでおもしろいです。

 

やっぱり、わたくし、「現場」が好きだ。

 

みんなで一緒に、なにかをつくりあげていくのが、好きなんです。

 

*************

さぁ、夕方は、久しぶりの韓国語レッスンです。

しばらくぶりで、しかも復習もサボり気味のため、またもや先生にあわせる顔がない。それでも続けていくのには、ちょっとだけこだわりがあります。

 

かつて、私たちの国が奪ってしまった隣国の言語を、亀以下の歩みでも、学び続けていきたい。そのことをとおして、いろんなひとと出会って、つながっていきたいと思っています。

 

みなさんは、どんなお休みですか?

もちろん、新型コロナウイルスは、侮ってはいけない。だけど、それを理由に「それ以外のことは、すべて一旦休止。皆の者、注目~~~!!!」みたいな空気は、非常に怪しく感じてしまう。必要な対策は講じつつ、思考までも「自粛モード」に操られないよう、心を自由に、暮らしたいです。

 

さぁ、こんなときのための「とっておき」のおやつをいただいて、がんばりま~す。

f:id:nonchi1010:20200320132103j:plain