nonchiのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

そう、きみは「童神」だったんだ。

こんにちは。

遅めのお昼休み。

ゆうべのことを書き留めておきたくて。

 

先週末、うちのむすめの高校の文化祭でした。

「クラスで劇をすることになってん」から始まり、「シナリオ書くことになってん」、そして「シナリオ書いてたら、自分で演りたくなったから、クラス内オーディションを受けるわ」。最後は「〇〇の役、演ることになった」ときました。

 

その都度、あんまり「わーわー」「キャーキャー」は言わずに「あ、そうなんや」っぽい、若干淡泊な反応をしてたわたし。むしろ、「期末テストもあるしさぁ、ほかにもいろいろあるのに、あんた大丈夫??」なんて、このブログの読者のみなさんから「のんち~~、それ、ないんじゃないの???」って言われちゃいそうな対応に終始してしまっておりました。

 

そんな「塩対応」のおかんのことはお構いなしで、終盤には「アツくなってるのは、わたしと〇〇ちゃんと◆◆ちゃんと▽▽ちゃんだけで、あとのみんなとの温度差ありすぎて、なんか、悲しい」とぽろぽろ泣いて訴えてきたかと思うと、数日後には「サイコーの雰囲気で本番やわ」と大どんでん返し(笑)。「このひと、ほっといても自分で勝手にズンズン進んでいくんやろな」と思いながら、当日を迎えました。

 

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ひとことで言うなら、またまた、わたしの知らないむすめの顔、すがた、空気感に触れました。「あぁ、このひと、こんなふうにできちゃうんや」って、ちょっとびっくりしました。感激で涙が出る・・・ってことはなかったですけど、でも、なんだかちょっと不思議な感覚。まるで、わたしの知らないひと、でした。舞台を終えて、中庭でクラスのみんなと記念撮影をするむすめを、ちょっと離れたところから見ていたんですが、なんて表現すればいいのか、ほんとに、「このひと、わたしの娘なんやろか」と思うぐらい、わたしが持ってないキラキラしたもの、持ってるなぁ~~~って思いました。

 

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娘は2日間の文化祭を終え、2日とも「打ち上げ」と称して遅くまで友だちとたのしく過ごしてきましたが、わたしは、PTAの広報委員の活動も相まって、なんせ疲れたんです。自分でもびっくりするぐらい疲れてしまいまして・・・・

 

日曜日もほとんど使いモノにならず、そして昨日の月曜日は、週明けの仕事も結構バタバタしてしまったので二重にヘトヘト。それを察したのか、むすめに「おかあさん、お風呂、行こうや」って誘われました。

 

アロマオイルをまぜたバスソルトでマッサージしながらミストサウナに入ったり、天然温泉に浸かったり、露天風呂も含め、200%堪能させてもらった帰り道、コンビニに寄って「ガリガリ君」を買って食べながら聴いたラジオから、懐かしい懐かしい曲が流れてきました。

 

youtu.be

 

むすめが赤ちゃんのとき、よく聴いて、歌ってあげてた曲です。

「わ~~、懐かしい。おかあさん、いっつも〇〇に歌ってあげてた曲や」とわたしが言うと、いつもはおしゃべりなむすめが、黙ってずっと聴き入っていました。「これ、お母さん歌ってくれとったんやぁ」と、ちょっとだけしんみり、ひとことだけ言いました。

 

 

そうなんです。いまは、こんなふうに、ちょっと憎たらしいぐらい、わたしに対して、あ~だこ~だと「突っ込み」を入れて、自分のことは棚に上げて、かわいくないむすめなんですけどね。そして、「ほんとにわたしの娘なのかな」と思うぐらい、どんどん「自分(わたし)」を開拓していく、逞しくて、ちょっと眩しいひとなんですけどね。そうなの、きみは、わたしの「童神(わらびがみ)」だったんだよね。存在のすべてがわたしの手の中にあって、ちっちゃくて、愛しくて、たまらない、そんなときがあったんだよね。久しぶりに想い出しました。

 

 

最近、わたしのすきなブログの書き手の方が、妊婦ライフを送っておられたり、赤ちゃんといっしょの時間をたのしむ日々を送っておられたり、します。そのなかから紡がれていくことばのひとつひとつが、すごく魅力的で、なんというか、ちょっとうらやましくて、ため息がでます。もちろん、すてきなため息です、はい。

 

そんな彼女たちに、ぜひ聴いてほしいなぁって、思って。

夏川りみさんの歌声、わたし、好きなんです。彼女が、いろんな国の子守歌をあつめてつくったアルバムがあります。そちらも、もし機会があれば、ぜひ。

 

 ãã¡ã ã¬ã¦ã¿~å­å®å~

ファムレウタ ~子守歌~  (夏川りみ) 

 

もうね、いまから「赤ちゃんのお母さん」にはなれませんよ。いろんな意味で、無理(笑)。だけど、最近ときどき「赤ちゃん」を脱皮しつつある子を抱っこさせてもらったり、あやしたりする機会に恵まれています。赤ちゃんの匂い、肌のぷくぷく、汗ばんだ髪の毛、指を吸うしぐさも、よちよち歩きも、全部、たまらなくかわいいです。

 

どの子も、誰かにとっての「童神」なんですよ。そのことを押し潰してしまうほどの苦しみや、哀しみを、どうやったらなくせるのだろう。愛しさや、せつなさや、哀しさや、悔しさや、いろんな気持ちが湧いてきます。

 

そんな気持ちのなかで、「子守歌」を聴いていると、おとなのわたしも、やさしい眠気に誘われたりするんだよね・・・・・。