のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

いいえ、わたしは…。

こんばんは。

さきほど、出来立てホヤホヤの夕飯の写真だけをアップして、「なんのこっちゃ?」だったと思うのですが、とにかく、作ってくれたひとへの最大のお返しは、「アツアツのうちにいただくこと」だと叩き込まれておりますゆえ、まずは食べることを優先させてもらいました。

 

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始まりは、今日の午前中の1本のLINEから。

 

むすめ「おかあさん、今日の晩ご飯まかしといて!」

 

わたし「ん?」

 

むすめ「晩ご飯作るよ。〇〇(むすめのなまえ)が」

 

わたし「うれしい!!」

 

むすめ「ふふふ」

 

わたし「メニューは秘密やんな?」

 

むすめ「主菜は、か・ら・あ・げ。唐揚げ粉じゃなくて、衣も自分で作るよ。多めにつくって、明日のお弁当の分も用意しとくわな♡」

 

わたし「神ですか?」

 

むすめ「おかあさんの娘です」

 

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これは、のんちゃん、泣かなあかんでしょ?ちょっとウルウルっときました。なので、わたしからは、先日のクリスマスでも楽しんだ、「ケーキ作りごっこ」を提案。仕事はめっちゃがんばって、ほぼほぼ定時であがって、ケーキ作りの材料を買い込んで、帰宅しました。

 

台所に入ったら、もうほとんど出来上がってて、「おかあさん、から揚げだけちょっと自信ないから、おかあさんが帰ってくるまで待っててん」と。隣で見守りながら、でも揚げ担当は娘が。片栗粉にちょっと細工して、「あられ」みたいにして衣に混ぜるという、わたしはしたこともないような工夫も含め、ほんっとにカンペキ。

 

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むしゃむしゃとから揚げを頬張るわたしを眺めながら、「〇〇は、お肉を切り分けるところからやったから、なんか、食べられへん。お肉900gあってん。それを脂身を切り落としながら、準備するの、めっちゃしんどかったわ」なんて、まるでおかんな発言。あんたはいつそんなに腕を磨いたのかな?

 

ものすごいスピードで成長していく娘を、ほんとに眩しく感じながら、おいしくおいしくいただきました。

 

そして食後は、安物のロールケーキを果物とチョコホイップでデコレーションして、コーヒーをおともにいただきました。娘は「これ、写真撮らんといて」と言って、めっちゃテキトーな作品をそそくさと口に運んでおりましたよ(笑)。

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きょうの夕飯で、あらためて思いました。

料理は、やっぱり愛情。

それは、誰かにたいする愛情でもあるけど、自分自身にたいしての愛情でもある。「しっかり食べて、しっかり生きること」に対する愛情なんだなぁって思いました。

 

ひとりでごはん食べてるひともいると思います。自分のためにだけ、台所に立っているひともおられるでしょう。だけど、それも、立派な「自分への愛情」。その食卓は、とっても愛情がいっぱいこもってると思います。

 

実は、このブログを書いているノートPCを、娘の試験勉強のために貸してあげないといけなくて(我が家にはこのノートPCしかないの💦💦)、もっと書きたいことがあるように思うけど、ここまでといたします。

 

「食べることはおろそかにしなさんな」。

 

うちの頑固一徹おかんの教えは、孫にもちゃんと受け継がれているようです。娘はいつも、「シングルマザーは、おばあちゃんとおかあさんの2代で終わらせる。〇〇はしあわせになる」と言ってますけど、「食べることへのこだわり」は、母娘孫の3代といわず、もっと先の先まで受け継いでいきたいと思っています。

 

以上、うれしいうれしい報告、おわります。

いつもおつきあいいただき、感謝しています。