6月になってたのは、知っていた。
知っていたけど、カレンダーをめくり忘れていた。今朝、台所の隅っこの、わたしのお気に入りスペースに吊るしてあるカレンダーが5月のままになっていることに気がついて、「なんか、抜けてるなぁ」と自分をちょっと笑いながら、1日遅れで6月の仲間入りをした。
これは、奈良の雑貨屋さんで見つけた、ご夫婦で印刷まで手がける作家さんのもの。
これは、丹波篠山の雑貨屋さんでみつけた、和紙に手刷りのカレンダー。
トイレのドアに吊っているカレンダーは、果物がテーマ。ハーブのリースを重ねて、からだによさそうなムードを盛り上げている。
1秒、1分、1時間、1日、1週間、1ヶ月、1年。
「時間」を考えついたひとって、すごいな、と思う。誰にとっても同じ長さ。当たり前のようで、考え出すと不思議。そして、つらいときは長く感じて、しあわせなときは短く感じるのも、不思議。
6月は、どんなふうに感じる時間になるだろうか。
しあわせ一色ではなくても、私なりの、私らしい時間の積み重ねになるように、粗雑にやり過ごさないようにしたい。
今日のお弁当は、おいなりさんが主役。
「こないだはちょっとごはんの味がたよりなかった」という相棒ちゃんの感想を活かして、沢庵のみじん切りを混ぜてみました。
ちっちゃい進化を、大事にしたいと思う、朝の台所から。