昨日の夕方、仕事中のわたしに相棒ちゃんからLINEが入った。
「おかあさん、〇〇(相棒ちゃんの親友)から、『あんた、ええ加減、本気で勉強せなあかんのちゃうの』って冷たく突き放されてん。だから、今日から本気出します」
・・・・、あ、今まで、やっぱり本気出してなかったんや(笑)。
とは、もちろん返さずに、
「そう思ったときがチャンスやから、がんばり」と送った。
夕飯は作る時間と元気がなく、お魚がおいしいスーパーで、半額になったお寿司を買って、なめことお豆腐とねぎのお味噌汁だけ作って食べた。
「おかあさん、小論文、みてほしい」と珍しく相棒ちゃんからヘルプの求めがきたので、「ええよ」と即答して、文章の組み立てに付き合った。
付き合いながら、つくづく思ったのだけど、「思いをことばにするチカラ」を鍛えてこなかったんだな。それは子どもだけじゃなく、きっとおとなも、そうなんだと思う。自分が何を考えているのか、どうしたいのか、どうしたくないのか、それをとことん静かに考えて、ことばにする場面って、そんなに多くない。むしろ、そうやって、じっくりと独りになって考え込むことを遠ざけてきたんじゃないかな、と思う。
もちろん、文章を書くテクニックを鍛えることも大切だと思うけど、でも、目の前でじーっと考え込んでいる相棒ちゃんを見て、根っこは深いと感じずにいられなかった。
で、あーでもない、こーでもない、と一緒に考えながら、最終的に「〇〇の言いたいことは、こういうことじゃないん?」と整理してメモして聞かせてみたら、相棒ちゃんがノートを顔の前に構えて、グスグスいいだした。
え?
え?
なに?
どうしたん?
「どうしたん?」とたずねてみたら、なんと相棒ちゃんは泣いていた。
「なんか、自分の考えがちゃんとまとまって、書けそうな気がして、何か知らんけど、めっちゃほっとしたら、泣けてきてしもた」と言いながら。
あ~、そうなのか、そうなのだね。自分の思いをことばにすること、とても難しいけど、でも、自分のなかでそれができたら、ほっとするんだね、うれしいんだね。そうだよな、そうだよ、ほんと、そうだわ。
なんかね、まぁ、相棒ちゃんはそういうタイプじゃないだろうけど、自分のことばを鍛えたいなら、わたし、1年ぐらい浪人したっていいと思う。放浪したっていいと思う。絶対、何がなんでも現役合格せなあかんとは、あんまり思わないんだわ、わたし。
思いっきり悩んでほしいし、考えてほしいし、そして、その思いをことばにしてほしい。小論文なんて枠からはみ出して、おっきな原稿用紙に、いっぱい、いっぱい、書いてほしいと願ってるんだ。
・・・・・とは言いませんでしたけど、でも、それは、リアルに「あり」だと思ってる。やる気の腰を折るつもりはないから、今は言わないだけ。
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きょうのお弁当は、ゆうべのスーパーで半額になっていたエビチリと、から揚げをメインに、焼き飯だけ作って「中華弁当」!!
相棒ちゃんはエビが大好きだから「エビチリ2本やで」と声かけたけど、意外にも「1本にしとくわ」と。食欲ないのかな、と心配したけど「おかあさんの焼き飯はサイコー!!」ともりもりつまみ食いして行ったので、大丈夫みたいだ。
たしかに、ちくわとにんじんと玉ねぎと青ネギのシンプル焼き飯は、わたしのレパートリーのなかでも安定の一品(自画自賛)。食欲そそるわよ~~~!!
しっかり食べて、今日もがんばっておいで!!