のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

「平和」な夜に、ラジオを聴きながら。

こんばんは。

 

今日は、相棒ちゃんとふたりで、頑固一徹おかんの団地に泊まりに来ています。下宿人のこぐまちゃんにはおいしいカレーを作っておきました。さっきLINEをしたら、しっかり食べたよって返信がきました。よかった、よかった。たまには伸び伸びとひとりで過ごすのもいいんじゃないかな、と思ってます。

 

お風呂の順番はわたしが最後。先週に続き、FMラジオで「ディスカバー・ビートルズ」を聴きながら、このブログを書いています。

 

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今朝も、食パンを買いにパン屋さんまで散歩に行きました。

おんなじ道だけど、楽しかったです。

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でね、よぉ~~く見たら、ハチ?なんだろ?花にとまってました。

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散歩に出る前に仕掛けておいたポタージュ、今日はさつまいもとにんじんと玉ねぎにしました。自然の甘さ、やさしくて、朝の胃にしみわたりました。

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お昼すぎに、おかんの団地に移動。

床の拭き掃除だけはしたけど、ごはんの準備はおかんと相棒に任せて、わたしは明日のパンに塗るバターと、レタスと、炭酸水を買いに近くのスーパーに「おつかい」に行きました。

 

夕飯は、生春巻き、焼き魚と、お芋の天ぷら、菜飯。

生春巻きは、相棒がおっきな手で包んでくれて、おいしかったぁ。

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(かぶりついた切り口で、スミマセン)

 

たのしい会話とおいしいごはん。頑固一徹おかんが、かわいく饒舌になるのが微笑ましいです。わたしひとりだと、こんなふうにはならないだろうな。相棒が一緒に来てくれるから、この賑やかさが生まれるのでしょう。ありがたい話です。

 

夕飯のあと、3人でチャキチャキっと後片付けをして、自由時間到来。

 

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今日は、「憲法記念日」でしたね。

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、「集会」の類がずいぶん長いこと中止になったままです。今日もほんとなら「憲法集会」に行ってただろうけど、もちろんそれも「なし」。

 

だけど、忘れたくはないなと思ってるんです。

 

家にいて、好きな音楽をラジオで聴いているわたしに、わたし自身が読み聴かせてあげたい詩をひとつ。

 

平和

      谷川俊太郎

 

平和

それは空気のように

あたりまえなものだ

それを願う必要はない

ただそれを呼吸していればいい

 

平和

それは今日のように

退屈なものだ

それを歌う必要はない

ただそれに耐えればいい

 

平和

それは散文のように

素気ないものだ

それを祈ることはできない

祈るべき神がいないから

 

平和

それは花ではなく

花を育てる土

平和

それは歌ではなく

生きた唇

 

平和 

それは旗ではなく

汚れた下着

平和

それは絵ではなく

古い額縁

 

平和を踏んずけ

平和を使いこなし

手に入れねばならぬ希望がある

平和と戦い

平和にうち勝って

手に入れねばならぬ喜びがある

 

                  そんなとき隣に詩がいます

           鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩

                   大和書房より

 

 

そう。わたしも、

希望と喜びを手に入れるために、

平和を踏んずけて、そして使いこなしていこう。

「絵に描いた餅」にはしちゃいけない。

使いこなす前に、変えるなんてこと、

させないためにも。