みなさま、こんばんは。
涼しい夜。ひんやりするぐらいの夜。
東京方面では地震があったみたいですね。大丈夫かな、お友だちのみなさん。
今日、やりたかったこと。
本を読むこと。
読みたい本は決まっていました。
『太陽の子』(灰谷健次郎 著)
ふうちゃんは、神戸生まれの女の子。おとうさんとおかあさんは沖縄出身で、神戸の下町で琉球料理の店「てだのふあ・おきなわ亭」を営んでいる。やさしい常連さんたちに囲まれて明るく育ったふうちゃんだが、六年生になった頃、おとうさんが心の病気で苦しむようになる。おとうさんの病気の原因は何なのか?ふうちゃんは、「沖縄と戦争」にその鍵があることに気づきはじめる…。戦争は本当に終わっているのだろうか。なおおとうさんの心の中でだけ戦争は続くのか?今、日本人が本当に知らなくてはならないことがここにある。
はじめて読んだのは、小学校高学年。
そのあと、ず~~~っと読んでいませんでしたが、引っ越しの荷物整理で本棚の片付けのときに出てきました。「あぁ、これはきっと、もう1回読みなさい」ってことだなぁと感じて、沖縄戦の組織的戦闘が終わった6月23日にあわせて、6月中に読みたいと思っていました。
夕飯の片付けをさっさと済ませて、ちょっとおいしいチーズケーキと、緑茶をお供に、ページをめくり始めました。
一気に読破というわけにはいかないけど、少しずつでも読み進めようと思います。本を読むことは大好きだから。本を読んでいるわたしが、大好きだから――― 。