のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

いつも、笑っていてほしいひと。

みなさま、おはようございます。

 

昨日は、9か月間の長丁場の研修の修了式でした。

「リーダーとして、どうありたいか」をテーマに、

15分間スピーチをするという大仕事を終えました。

 

たまたま、なのだけど、発表を聴きに来られた方のなかに、

わたしと同じ立場で仕事をなさっている大先輩がおられました。

拙いわたしの発表を、とってもあったかいまなざしで聴いてくださり、

途中から、泣いておられたのが見えて、わたしも不覚にも声が詰まってしまいました。

 

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この修了式の直前、わたしのすぐあとに入職して、一緒に働いてきたスタッフが1名、退職しました。いろいろ考えたうえでの退職。これまでに何度か退職したいという話がありましたが、その都度、「あなたやから、ここでできる仕事がある」と言って引き留めてきたのですが、今回は「あ、止めたらあかんな」と思いました。

 

彼女への寄せ書きに、私が書いたメッセージは

「誇り高く、我が道を行け!」

 

決めたからには、後ろは振り返らずに、前だけを向いて歩いていってほしいという思いを込めて。

 

そして、その彼女からいただいたお手紙の最後に、こんなことが書かれていました。

「〇〇さん(わたし)は、いつも笑っていてほしい人」

 

・・・ありがたかったです。

それと、申し訳なくもあった。あんまり笑えてなかったかもしれないから。

変わっていかなければならない、でもそれが簡単には進まない。そして変わる必要性はどんどん迫ってくる。そういう状況のなかでこそ、わたしは笑っていてほしい存在なんだということを、あらためて胸に刻んで、今日からまた背筋を伸ばして、やっていきたいと思います。

 

昨日の修了式で、修了証書のかわりに頂いた記念品。「いつも机の上に置いてくださいね」と、校長先生にあたる方が受講生みんなへ一人ずつ手渡してくださいました。今日出勤したら、早速、彼女からの手紙と一緒に、自分の机の上に置いて、悩むとき、立ち止まりたくなるときに、静かに眺めてみよう。

 

今日も、ここから。

まだまだ、これから。

 

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