のんちのポケットに入れたい大切なもの

「みぃつけた!」な音楽、もの、ひと、ことばを綴る日記帳

観光地酔い。

今日は頑固一徹おかんが久しぶりにお仲間たちと集まるというので、しかも、会場が秋の観光シーズン真っ只中の京都嵐山だというので、方向オンチのおかん一人では到底無理やな、と思いまして、ガイドヘルパーを買って出ました。

 

お昼を食べ終えたぐらいの時間に現地集合だったので、時間に余裕をもって出てきたけど、京都駅の時点でダウンしそうになるほどの賑わい。驚いた。何て言うか、医療現場の人間としては、「あーー、世の中はこうなってんのかーー」っていう、浦島太郎みたいな気分(笑)。

 

そして、もう、人の波に酔いました。これ、ほんと、おかんを単独行動させなくてよかった。間違いなく「おとな迷子」だわ。そして、「あんたがついてきてくれたらこんなことにならんかったのに」って散々言われていたに違いない。それを回避できただけで、酔った値打ちがあるわーーと、密かにどや顔になりました。

 

が、しかーーし!!

おかんを会場に送り込んだ後の数時間がまたえらいことでした。さらに増えた人、人、人。それをかき分けて、線路の反対側へ避難。旨いもん好きの勘を頼りに入ったカフェで、遅めのランチを頂いて、ようやく息を吹き返しましたぞよ。

とにかく丁寧に調理されているのことが見た目にもお味にも表れていて、パワーをチャージさせてもらうと同時に、ごはんをつくることの素敵さを再認識させてもらいました。

 

一口ごとに、いちいちレシピをお聞きしたくなったけど、静かに味わって頂きました(笑)。

 

思いっきり長居させてもらったあと、渡月橋を列をなして渡り、もう割り切って「エクササイズ」気分でひたすら黙々と散歩して、翳り始めた空を眺めながらおかんを「出待ち」。

 

こんなときに限って終わりの時間が少し延びているようだけど、まぁ、こんな日もありますわ。気長にもう少しお待ちするとしよう。

 

しかし、観光地はしばらく結構。

 

酔いましたわ、ほんと(笑)。